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生活スタイル改善で肌が10歳若返る 肌を若く保つ方法
2013.08.07
 ライフスタイルを改善すれば、女性の肌は実際の年齢に比べ、10年若く見えるようになる可能性があるという国際的な研究が発表された。
生活スタイルが健康な女性は若く見える
 「女性にとって顔の肌の状態は大きな関心事です。肌にあらわれる加齢の影響は、遺伝的な要因が半分を占め、残りの半分を生活環境や生活習慣が占めていると考えられます」と、研究を主導したUnilever科学センターのアンドリュー メイズ博士は話す。

 研究チームは、英国、スペイン、中国に在住している585人の女性を対象に調査を行った。

 研究は、英国のベッドフォード、スペインのマドリッド、中国の上海に在住している女性を対象に行われた。参加した女性の年齢は、英国では45~75歳、スペインでは30~70歳、中国では25~70歳だった。

 参加者に、年齢や体重、体格指数などの基本的な情報に加えて、「野菜を食べる頻度」、「運動習慣」、「日光を浴びる時間の平均」、「喫煙習慣」、「睡眠の時間と質」、「肌の保湿のために行っている対策」、「歯磨きの習慣」、「歯の治療状況」などの生活スタイルについての質問を行った。同時に、参加者の顔を鮮明なデジタル写真で撮影した。

 次に、インターネットでボランティアを募り、被験者の顔写真を見てもらい、アンケートに答えてもらった。被験者の顔写真を見せ、「実際の年齢より若く見える」、「老けて見える」、「実年齢と同じくくらいに見える」という選択肢を選んでもらい、何歳に見えるかという予想年齢を記入してもらった。

 その結果、実年齢と顔写真から見てとれる予想年齢は、最大で10.4年の違いがみられた。さらに、健康な生活スタイルをもっている女性ほど、実年齢より若く見られる傾向があることが示された。

 「米国とカナダの研究グループが以前に、顔の整形外科手術により実年齢より平均8.5年若返って見えるようになるという研究を発表しましたが、健康的な生活スタイルはそれを上回る影響力をもっていることが示されました。健康的な生活をおくっている女性は若く見えるのです」と、メイズ博士は話す。

肌を実年齢よりも若く保つ5つの方法
 皮膚の状態は、皮膚表面の脂肪、保湿能力などによって変化する。加齢が大きな原因で、空気の乾燥でも悪化するが、不健康な食事や運動不足、睡眠不足、ストレスなどの生活スタイルも大きく影響するという。

 「日常のちょっとしたことを見直すだけで、肌の加齢を抑えることできます、日頃から生活習慣にも気を配り、適切なスキンケアを心がけることが肝心です」と、メイズ博士は話す。

 米国のメイヨークリニックは、肌を実年齢よりも若く保つ方法として、次のことをアドバイスしている。

・日焼け対策をする
 肌をケアするための効果的な方法は、日光を避けることです。直射日光を浴びる時間が長いと、皮膚がんの罹患が増え、しわや黒ずみなどの肌のトラブルが増えます。
 効果的な方法は、日焼け止めを使うこと。屋外で長時間活動するときは、SPF値が15以上の日焼けローションやクリームを使いましょう。
 日差しの強い日には、午前10時~午後4時に外出するときは注意が必要です。つばの広い防止、長袖シャツや長ズボンで日差しを防ぎましょう。

・たばこを吸わない
 肌の老化を促進する最大の要因はたばこです。たばこを吸うと、皮膚の内側の細い血管が収縮し、皮膚を健康に保つのに必要な酸素や栄養が届きにくくなります。
 たばこによって、肌のコラーゲンやエラスチンが損なわれ、肌の弾力性が失われます。

・健康的な食事をする
 健康的な食事は肌を健やかに保つのに必要です。野菜や果物、全粒粉を十分にとり、タンパク質を補給してください。ダイエットをしている人ではタンパク質が不足し、肌荒れが増えることがあるので注意しましょう。
 肌を健康に保つのに必要な栄養素は、野菜や果物に含まれるビタミンC、ナッツ類や魚に多く含まれるオメガ脂肪酸、くるみなどに含まれるリノレン酸などです。玄米や全粒粉など精製されてない穀類も、肌を若く保つのに効果的です。

・肌の手入れをする
 洗浄力の強すぎる洗剤で肌を洗うと、表皮の脂肪が失われ、角質がはがれやすくなります。
 角質を健康に保つために、適度な脂肪と水分が必要です。顔を洗うときは、刺激の軽い洗剤を使い、保湿成分の入ったローションやジェルを付けましょう。男性の方はヒゲをそるときにシェービングクリームやローションを使うと、肌の老化対策になります。
 入浴後は顔を軽く拭いて、肌に湿気を残してください。乾燥肌の人は皮膚に合ったモイスチャーを使ってください。

・ストレスを管理する
 ストレスは、適度であれば脳を活性化し心身に良い影響をもたらしますが、過重になると皮膚を過敏にし、肌荒れやにきびを引き起こします。
 仕事や家庭でのストレスが増えすぎないようにコントロールしましょう。やるべき仕事のリストを増やしすぎないようにし、楽しむための時間を増やすことが大切です。肌への影響は想像以上に大きいかもしれません。

Environmental and Lifestyle Factors Associated with Perceived Facial Age in Chinese Women(プロスワン 2010年8月24日)
Skin care: 5 tips for healthy skin(メイヨークリニック 2011年12月6日)

(Terahata)
©2017 日本医療・健康情報研究所. 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。

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