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やる気(自己効力感)を高めることがポイント 「実行期」の間食指導

 間食指導の情報ファイル・連載『「間食指導」で考える生活習慣改善アセスメント ~行動変容ステージに応じた成功アプローチを伝授します!』(佐野 喜子 神奈川県立保健福祉大学プライマリー栄養ケア研究室)第4回を公開しました。
 今回は「実行期」を取りあげ、小さな変化でもポジティブに受けとめてもらえるよう、やる気(自己効力感)を高める指導例を紹介します。

 実行期とは、「明確な行動変容がみられるが、その持続がまだ6カ月未満である時期」とされています。

 改善策に対する実行効果が気になり、今後も継続していけるか不安を抱く時期です。小さな変化でもポジティブに受けとめてもらえるよう、やる気(自己効力感)を高める指導が必要となります。

 明らかな行動変容が観察されますが、実践をスタートしてまだ月日が浅いため、今後の継続についての不安が「とてもある」もしくは「そこそこある」状況です。

 行動したことで指導者が安心して対象者に自己管理を任せてしまうと、ちょっとしたきっかけで望ましくない行動が再発するリスクがあります。改善行動が完全に習慣化するまでは、継続へつながるアドバイスが必要です。

連載『「間食指導」で考える生活習慣改善アセスメント ~行動変容ステージに応じた成功アプローチを伝授します!』
間食指導の情報ファイル

[保健指導リソースガイド編集部]
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