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<乳がんNEWS Vol.1>BRCA遺伝子検査、がん治療薬と抗うつ薬併合

 乳がん治療と乳房再建の情報ファイルで配信したニュースの中で、注目度の高いページをダイジェスト版でお送りします。 本ダイジェスト内では重要な箇所や用語をピックアップしたまとめでお送りします。詳細は記事本文で閲覧ください。

アメリカでは、乳がんと診断された40歳以下の女性でBRCA遺伝子検査の実施率が増加(女優アンジェリーナ・ジョリーはBRCA1遺伝子変異を保有していることがわかり予防的乳房切除を行った)
BRCA遺伝子検査実施率の増加は良いが、予防的両側乳房切除を選択する女性が増えていることは問題視されている
遺伝子検査時は遺伝カウンセラーによるケアが重要

注目ワード: BRCA遺伝子(びーあーるしーえーいでんし)
遺伝性の乳がん及び、卵巣がんの発症に関与している遺伝子型


乳がん再発抑制の医薬品「タモキシフェン」は抑うつや睡眠障害などの副作用があるので、抗うつ薬の併用している乳がん患者が多数
タモキシフェンと抗うつ薬の併用により乳がん再発リスクが上昇するかどうかを検証する研究が行われた
その結果、乳がん再発リスクの上昇は認められなかった(抗うつ薬の種類でも差はなし)


    政府は女性の活躍推進を成長戦略のひとつとして掲げ社会全体で働く女性の活躍を推進する動きがある
    しかし、女性が働き続けるための健康面への配慮は十分に行われていないのが現状
    子宮頸がんや乳がん、子宮内膜症などを抱えて働く女性の年間の医療費と生産性損失を計算すると、年間6.37兆円の損失になることが判明

    注目ワード: 女性活躍推進法(じょせいかつやくすいしんほう)
    平成28年4月1日から、労働者301人以上の大企業は、女性の活躍推進に向けた行動計画の策定などが義務化された。
    参考:女性の活躍推進企業データベース



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