ニュース

作業関連疾患、就労支援と性差の研究紹介 労災疾病等医学研究普及サイト

 独立行政法人 労働者健康安全機構は労働補償政策上、重要なテーマや新しい政策課題について研究を行っている。平成26年度は3領域、9テーマで研究を行っており、このうち「労働者の健康支援」領域では、「作業関連疾患」、「就労支援と性差」などをテーマに研究が進められている。

 腕や手を過度に使用すると、首から肩、腕、手、指にかけて炎症を起こしたり、関節や腱に異常を来したりすることがある。これらの炎症や異常を来した状態は「上肢障害」と呼ばれるが、近年、発生数の多い疾患として「手根管症候群」が挙げられる。これは労働環境の変化により、パソコンなどの繊細な手作業を要する作業が多くなっていていることが要因の一つと考えられる。

 しかし、まだ明らかでないことも多いことから、同機構では「作業関連疾患」の研究テーマにおいて、手根管症候群患者の作業内容や環境、時間、労働者の年齢、性別などを分析し、発症要因を探っている。同機構のホームページでは、三浪明男氏(北海道せき損センター)を研究代表者とする研究内容が閲覧できる。

 一方、「就労支援と性差」のテーマでは、以下のような研究が行われている。

1. 内分泌環境からみた女性労働者の健康管理研究
2. 夜間労働が女性の健康に及ぼす影響の研究
3. 副腎皮質ホルモンを指標とした女性の健康管理
4. 勤務条件・職種が女性の健康に及ぼす影響についての研究

 このうち「内分泌環境からみた女性労働者の健康管理研究」では、夜間労働に伴う血中コルチゾール濃度と血中コルチゾン濃度の変化について、女性看護師と男性看護師とで再検討し、夜間労働による影響には男女の性差が存在するかどうかを再評価。また昼間勤務及び準夜勤務時の変化と深夜勤務の変化を比較検討し、内分泌環境の変化から女性労働者の健康管理に資する情報を収集・管理している。

 HPでは愛媛労災病院の宮内文久氏と、和歌山労災病院の辰田仁美氏による研究内容を掲載。同機構がこれまで行ってきた働く女性に係る研究の知見を幅広く収録した『働く女性と健康』や、昨年11月に行った第14回女性医療フォーラムの紹介も行っている。

労災疾病等医学研究普及サイト(独立行政法人労働者健康安全機構)
 「作業関連疾患」
 「就労支援と性差」

[soshinsha]

「産業保健」に関するニュース

2017年10月19日
【追加募集決定!】「糖をはかる日」クッキングセミナー
2017年10月18日
「買物弱者」問題は深刻 700万人に増加 対策事業の半数以上が赤字
2017年10月18日
脳の健康を保つための「ライフ シンプル 7」 認知症は予防できる
2017年10月18日
結婚生活が安定すると男性の肥満や健康状態は改善 夫婦仲が健康に影響
2017年10月18日
心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔
2017年10月18日
1回の採血で「4年以内の糖尿病発症リスク」を判定 アミノ酸バランスに着目
2017年10月18日
在宅介護高齢者の4人に1人が睡眠薬を使用 ケアマネジャー「見直し必要」
2017年10月17日
【アンケート協力のお願い】第3期特定健診・特定保健指導の改正内容について(保健指導従事者実態調査)
2017年10月16日
【HAMIQ】医療機関・介護機関の皆様へ~会員募集中~
2017年10月12日
30代後半女性の体力が最低に 高齢者は過去最高 体力・運動能力調査

最新ニュース

2017年10月20日
【健やか21】養護教諭225名へのアンケート「生徒の"スマホ老眼"が増加」
2017年10月19日
【追加募集決定!】「糖をはかる日」クッキングセミナー
2017年10月19日
賞金5万円「全国生活習慣病予防月間2018」川柳とイラストを募集
2017年10月18日
「買物弱者」問題は深刻 700万人に増加 対策事業の半数以上が赤字
2017年10月18日
脳の健康を保つための「ライフ シンプル 7」 認知症は予防できる
2017年10月18日
結婚生活が安定すると男性の肥満や健康状態は改善 夫婦仲が健康に影響
2017年10月18日
心・脳血管疾患に注意 3人に1人が「発症前に知っていたら」と後悔
2017年10月18日
1回の採血で「4年以内の糖尿病発症リスク」を判定 アミノ酸バランスに着目
2017年10月18日
在宅介護高齢者の4人に1人が睡眠薬を使用 ケアマネジャー「見直し必要」
2017年10月17日
【アンケート協力のお願い】第3期特定健診・特定保健指導の改正内容について(保健指導従事者実態調査)
2017年10月17日
【生活習慣病予防月間2018】インスタグラムキャンペーン 「少食ごはん」 募集中!
2017年10月16日
【HAMIQ】医療機関・介護機関の皆様へ~会員募集中~
2017年10月13日
【連載更新】高齢者の外出、移動の問題を考える No.3
2017年10月12日
30代後半女性の体力が最低に 高齢者は過去最高 体力・運動能力調査
2017年10月12日
「薬剤耐性」(AMR)問題を知ろう AMR対策アクションプランで啓発を開始
2017年10月12日
【健やか21】孫育てのススメ(祖父母手帳)の発行(鳥取県)
2017年10月12日
禁煙治療のアプリを開発 空白期間をフォロー 日本初の治験を開始
2017年10月12日
妊娠中うつ症状の発症に食事パターンが影響 「日本型」では発症が少ない
2017年10月11日
厚労省が過労死等防止対策白書を公表~現状や調査研究結果を報告
2017年10月06日
「血糖値スパイク」を食事と運動で改善 「糖をはかる日」講演会(1)
2017年10月06日
「血糖値スパイク」を薬物療法で改善 「糖をはかる日」講演会(2)
2017年10月06日
【健やか21】0歳児身長が伸びやすい季節は夏(育児ビッグデータ解析より)
2017年10月05日
【連載更新】心とからだにかかわる専門職の人材育成/スーパー売り場での気づきから開業保健師へ
2017年10月04日
10月は「乳がん啓発月間」 定期的なマンモグラフィ検診は効果的
2017年10月03日
妻が肥満だと夫は糖尿病になりやすい 家族対象の保健指導が効果的
2017年10月03日
「低カロリー食」で老化を防げて寿命も延びる 腹八分目で若返ろう
2017年10月03日
うつ病のリスクは魚を食べると減少 「n-3系脂肪酸」の予防効果
2017年10月03日
医療費抑制 27%が「患者の負担増」に理解 65歳以上でも3割 健保連調査
2017年10月03日
スニーカー通勤でウォーキング スポーツ庁「FUN+WALK PROJECT」
2017年10月03日
「AMR対策いきまぁーす!」―厚労省がガンダムとコラボし啓発活動を実施
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
  • 週1回配信(毎週木曜日)
  • 登録者数 6,501 人(2017年10月現在)
登録者の内訳(職種)
  • 保健師 44%
  • 看護師 20%
  • 管理栄養士・栄養士 22%
  • その他 14%
登録はこちら ▶
ページのトップへ戻る トップページへ ▶