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東京第1期 「ブレスト・アーティスト養成スクール」開講日程のお知らせ
2018年07月26日
母親の乳がん手術をきっかけに、人工乳房製作者の道へ
社内に展示されている製品のサンプル。 まるで本物のように見えるクオリティの高さ。
代表取締役社長の林かおりさんが人工乳房の製作方法を学ぶことになったのは、2006年に林さんのお母様が乳がんになり、手術を受けたことがきっかけでした。 「乳房再建手術を受けられなかったので、母から『私の胸を作ってほしい。名古屋に教えてくれるところがあるみたいだから』と頼まれました。以前、陶芸関係の仕事をしており、粘土の扱いには慣れていたので大丈夫だろうと、母は考えたのだと思います」(林さん) 名古屋市の人工乳房製作会社「池山メディカルジャパン」で製作方法を学びながら営業として3年間勤務し、技術を身につけたそうです。 当時、仕事で病院を回っているときに感じたのは、人工乳房の存在を知らない医療関係者や患者さんが多いこと。もっと人工乳房を知ってほしいと思う気持ちが強くなっていったといいます。 その後、営業として乳がん経験者や製作者と一緒に打ち合わせを重ねてきた経験を生かし、自分で人工乳房の空気調整ができる軽量タイプ人工乳房を開発(現在、特許出願中)。軽くて動きやすいだけではなく、登山などによる気圧の変化、そして体型の変化にも対応できる優れものです。 【参考】 ・No.1 全国でも唯一の人工乳房製作スクール ・No.2 人工乳房製作者を養成で乳がんサバイバーの就労支援も!型取りした石膏模型をもとにして粘土で作ったモデルをお客様の体に合わせて ブレスト・アーティストが調整をする「粘土合わせ」という工程
『乳がん患者さんの支えになりたい』 受講生の想い、強く
人工乳房の製作者は全国でも数少なく、技術を身につければ大変な強みとなります。もし製作者として技術のレベルが達しなくても、営業や商品開発、製作の補助として、ブレストケア京都で働くという道が拓けています。ブレスト・アーティスト養成スクールの様子
■2期生の神田さん(29歳) 2年前に乳がんを罹患、養成スクールに参加したのは1年半前のことでした。現在は治療を続けながらブレスト・アーティストとして働いています。「自分の胸を作りたいと思ったのがスクールに入ったきっかけでした。当時は辛い気持ちでいることも多かったのですが、自分の人工乳房を製作したら、不思議と前向きな気持ちになれたんです」 ■3期生の加納さん(20歳) 造形系の専門学校を出て、すぐに養成スクールに参加。これまで学んできたことをすぐに仕事に活かしたいという希望に加え、お祖母様が乳がんだったことも影響していると言います。「とても難しいですが、楽しく学んでいます。ブレスト・アーティストは乳がんの人の役にたてる、大変やりがいのある仕事だと思います」と話してくれました。 ■3期生の榊原さん(55歳) 保険会社の窓口担当だった榊原さんは仕事柄、乳がんの人に会うことが多く、人工乳房のスクールに興味を持ったのだそうです。「今後は技術を学びながら、ブレストケア京都で働くことになりました。会社を辞めるのは勇気が入りましたが、みんな『いいね』と笑顔で送り出してくれたんです。私の55歳での転身を『うらやましい』と言ってくれる人も多かったですね」東京第1期 「ブレスト・アーティスト養成スクール」開講日程のお知らせ
開催詳細フライヤー(PDF) スクール説明会 2018年9月1日(土) ・ 2日(日) 要予約 13:30 ~ 15:00 説明会場 東京都中央区京橋1-11-2 八重洲MIDビル 説明会の申込み方 メールのみの受付けとなります。 ≫申し込み詳細 ※スクール申込期間 2018年9月3日(月) ~ 9月14日(金) ◎説明会にて受講資料・受講申込書などお渡しいたします。 ◎所定の受講申込書をメールまたは郵送にて申込期間内に送付ください。 【お問い合わせ】 ブレストケア京都株式会社 TEL:075-874-5819 WEBお問い合わせはこちら掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
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