ニュース

「一般社団法人日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会」が発足

 一般社団法人日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会(代表理事:野田光彦/埼玉医科大学教授)は、従来は研究会組織で行われていた活動をさらに発展させるべく、2017年12月28日に一般社団法人化し、さらに2018年8月にホームページを開設した。
12月に大阪で第3回学会を開催
 一般社団法人日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会(代表理事:野田光彦/埼玉医科大学教授)は、従来研究会組織で行われていた活動をさらに発展させるべく2017年12月28日に一般社団法人化し、さらに2018年8月にホームページを開設した。

 2018年12月1日には、第3回日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会(会長:林 朝茂/大阪市立大学大学院医学研究科教授)を大阪で開催する。

 同学会は「Clinical Research」「Data Science」「Epidemiology」の3分野の研究者、医療者の集まりだが、医師・歯科医師や疫学研究者だけでなく、レギュラトリーサイエンスの関係者をはじめ、コメディカルや学生の参加も募っているという。

以下、代表理事挨拶より抜粋

 糖尿病は、良好な管理がなされなければ、糖尿病網膜症、腎症、神経障害を合併したり、足病変を併発したりするのみならず、心筋梗塞や脳卒中など心血管疾患のリスクをその初期から高めることも知られており、さらに近年では、糖尿病が癌や鬱病、認知症や骨粗鬆症、歯周病のリスクも増加させることも明らかにされております。

 糖尿病や、これに代表される、肥満、高血圧、脂質異常症、脂肪肝、動脈硬化疾患、高尿酸血症や、認知症などの生活習慣病の診療・ケアや予防は、広くエビデンス(実証)に依拠して行われるべきものでありますが、わが国の現状は必ずしもそれらが十二分とはいえず、また、そのための体制整備にも、ともすれば基礎的研究面が重視されがちな現況に鑑み、不十分な点があります。

 臨床研究や観察研究から得られた「生身の人間のデータ」は、直接、実際の糖尿病・生活習慣病の予防や治療に適用可能であり、今後は「人間でのデータ」がより重要となってくるでしょう。

 このような、優れて現状に直結した観点から、広く糖尿病やこれに関連する生活習慣病の臨床、ケアと予防学を推進し、また、人間でのデータに基づいた、それらに資するエビデンスに依拠した医療と予防医学を創出することは喫緊の課題であり、この目的を掲げ、ここに「日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会」を発足させました。

[Terahata]
side_メルマガバナー

「保健指導リソースガイド」に関するニュース

2023年07月12日
【アルコールと保健指導】「飲酒量低減外来」についてのインタビュー/面談時に30秒でできるアルコール指導ツールの紹介
2023年07月04日
健康経営の推進に!課題解決に合ったものを探せる「健康管理システム」一覧をリニューアルしました【サイト情報】
2023年04月04日
【サイト情報】「よろず相談センター」終了のお知らせ
2023年02月20日
【サンプル提供】間食指導に♪糖類ゼロでおいしい甘さ「パルスイート® カロリーゼロ」&ヘルシーレシピ集
2023年02月10日
【オピニオン公開中】職域でのアルコール指導・減酒支援、多職種・チーム連携
2023年02月02日
【オピニオン公開中】「ナッジ」を応用した健康づくり 誰もが健康になる社会を目指して
2023年01月04日
【専門職の皆さまへ】特設ページ「アルコールと保健指導」をオープンしました 現場で役立つツールも掲載中
2022年11月17日
あなたと地球の健康のために禁煙を!~市民公開講演会・参加者募集中(参加費無料)~
―全国生活習慣病予防月間2023ー
2022年11月10日
【オピニオン公開中】職域の「禁煙」を確実に進めるために―「喫煙」対策の最新情報と「禁煙」の実践紹介―
2022年11月02日
業務課題は「対象者に合わせた保健指導」がトップに
―保健指導リソースガイド利用者アンケートよりー
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶