ニュース
【連載更新】高齢期の健康運動の考え方 ~体も心も生涯現役を目指す~
2018年08月06日
連載女性のライフステージと、体と心の健康運動(前田 有美/ブレインラボカマクラ 代表、パーソナルフィットネストレーナー(NESTA認定)、健康運動指導士(健康・体力づくり事業財団認定))の第4回を公開しました。
今回は、高齢期(65歳~)の健康運動の考え方をご紹介します。
現在、65歳以上が高齢者と定義づけられていますが、特に、この世代に属する前期高齢者(65~74歳)の皆様の中には「まだ高齢者ではない!」とおっしゃる方が多いかもしれません。
一方で、「私なんて、もう年だから・・・」とおっしゃい、まだ体力があり、体も自由に動くことができるのに、心のブレーキを踏んで活動や行動範囲を制限してしまっている方もいらっしゃったりします。高齢期になってくると、それまでのライフステージとは異なる体と心のアンバランスが生じるケースがあるように私は考えています。
今回は、高齢期(65歳~)の健康運動の考え方をご紹介します。
平成29年就労条件総合調査(厚生労働省)によると、一律定年制を設けている企業のうち、60歳定年が79.3%であると報告されています(※1) 生産年齢人口が減少している昨今、定年退職後の継続雇用の延長で、社会との関わりが維持されるようになりました。しかしながら、就労している方の場合、現状65歳で多くの企業で雇用が終わる傾向が強く、高齢期に差し掛かる時期に社会との関わりが変化することを示唆しています。
オピニオン「女性のライフステージと、体と心の健康運動」
オピニオン トップページ
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「運動」に関するニュース
- 2023年08月28日
- わずか5分の運動でも「がんリスク」を32%減少 無理なく続けられる「新しい運動法」を開発
- 2023年08月28日
- 週末の「寝だめ」では平日の睡眠不足のダメージを回復できない 寝不足が心臓の健康に悪影響
- 2023年08月28日
- 高齢者の「フレイル」の発生リスクを40%低減 「要支援」の高齢者が通所系サービスを利用すると効果
- 2023年08月21日
- 肥満やメタボが「腰痛」を引き起こす コロナ禍でさらに増加 「腰痛」を改善する運動は?
- 2023年08月21日
- 「運動アプリ」がメンタルヘルスも改善 スマホアプリの導入は運動指導で障壁の低い介入に
- 2023年08月15日
- 軽いウォーキングなどの低強度の運動でも脳を活性化できる 運動で高齢者の認知機能を維持・増進
- 2023年08月08日
- 若い世代でも「脂肪肝疾患」が増加 やせていても体脂肪が蓄積 肥満とどう違う?
- 2023年08月07日
- 【がん予防の経済効果】 がんのリスク要因を減らして1兆円超の経済的負担を軽減 生活スタイルや環境の改善が重要
- 2023年08月01日
- 肥満やメタボになりやすい生活習慣は子供のうちに身についている 子供の頃から保健指導が必要
- 2023年07月31日
- 歩きやすい環境に住む人はメタボ・肥満が少ない 運動・身体活動を促す地域環境をデザイン