ニュース

スマートフォンアプリ「ぜんそくリスク予報」をリリース~JMDCと日本気象協会

 株式会社JMDC(東京都港区)と一般財団法人日本気象協会(東京都豊島区)はこのほど、「ぜんそくリスク予報」スマートフォン用アプリケーションを開発、無料で提供開始した。
 健康的な日常生活の過ごし方を提案する新しいサービス「Health Weather(R)」(ヘルスウェザー)のサービス第1弾で、主に10歳未満のぜん息患者を対象としている。

 JMDCと日本気象協会は2016年12月から、環境と健康の関係を指標化する解析プロジェクトを立ち上げ、気象と疾患について関係性を解析。「医療ビッグデータ」と「気象ビッグデータ」を活用し、健康的な日常生活の過ごし方を提案する「Health Weather(R)」(ヘルスウェザー)サービス開発に取り組んできた。その一環として、気象予報をもとに1日ごとのぜん息発症のリスクを「ぜんそくリスク予報TM」として10日先まで予測し、市区町村別に情報提供。スマートフォンアプリとしてこのたびリリースした。

 具体的には市区町村単位で今日と明日の気温変化のポイントを、グラフとコメントで通知。10日先までの気温変化を予測してぜん息発症のリスクを5ランクの指数で表示し、体調管理に役立ててもらう。

ぜんそくアプリ1.png
 主に10歳未満のぜん息患者を対象としていることから、自分の体調を言葉で表現できない場合もあることを想定し、音声による元気のチェック機能も搭載。子どもとコミュニケーションをとりながら、体調管理ができるよう工夫している。また体調や服薬の状況を、画面上のキャラクターとチャット形式で記録することもできる。

ぜんそくアプリ2.png
アプリのダウンロード先URLは以下の通り。
AppStore:https://itunes.apple.com/jp/app/id1372656776
GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=healthweather.asthma

株式会社JMDC「ぜんそくリスク予報」スマートフォン用アプリケーションを無料で提供開始
日本気象協会ニュースリリース:日本気象協会とJMDC スマートフォン向けアプリ「ぜんそくリスク予報」を提供開始 ~「Health Weather(R)」サービス 第1弾~
[yoshioka]
side_メルマガバナー

「学校保健」に関するニュース

2023年08月28日
週末の「寝だめ」では平日の睡眠不足のダメージを回復できない 寝不足が心臓の健康に悪影響
2023年08月21日
朝食欠食が肥満やメタボのリスクを上昇 朝食を食べない人に共通する生活スタイルは?
2023年08月15日
スマホやゲーム機で遊ぶ時間が長いと睡眠障害に 子供の言語力や認知力の発達が低下 食習慣も大切
2023年08月10日
市販薬の適切使用とヘルスリテラシーの関連を明らかに〜筑波大の研究グループ
2023年08月09日
8020達成率は5割以上 若い世代の歯周病増、口腔ケアが課題に
厚労省「令和4年歯科疾患実態調査」より
2023年08月08日
若い世代でも「脂肪肝疾患」が増加 やせていても体脂肪が蓄積 肥満とどう違う?
2023年08月01日
肥満やメタボになりやすい生活習慣は子供のうちに身についている 子供の頃から保健指導が必要
2023年07月31日
歩きやすい環境に住む人はメタボ・肥満が少ない 運動・身体活動を促す地域環境をデザイン
2023年07月24日
肥満・メタボを改善する「6種類のヘルシー食品」 心筋梗塞や脳卒中のリスクを減らし寿命を伸ばす
2023年07月24日
「産後うつ」の病態を解明 妊娠中から予測し予防的な対策を 健やかな母子家庭環境を維持するために
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶