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佐賀のNPO法人が『教師のための2型糖尿病対応マニュアル』を作成

 NPO法人「日本IDDMネットワーク」(佐賀市)はこのほど、『教師のための2型糖尿病対応マニュアル』を作成し、公表した。
 2型糖尿病の児童・生徒にどのような対応をすればよいのか、注意すべき点は何か、といった教員の疑問や悩みにこたえる内容となっている。
GUM05_PH02074.jpg  糖尿病は成り立ちによって1型糖尿病や2型糖尿病などと分類される。

 このうち今回のマニュアルでは、2型糖尿病の児童・生徒のために学校ができる対応やサポートについて説明。(公財)テルモ生命科学芸術財団の助成を受けて制作され、大阪市立大学大学院・発達小児医学教室の医員の堀田優子さんと、同講師の川村智行さんが監修にあたった。

 2型糖尿病は生活習慣や遺伝的な影響でインスリンが出にくくなったり、効きにくくなったりすることで血糖値が高くなるもの。治療で血糖のコントロールができていれば、日常生活や学校生活を送ることができるとされている。

 そのためマニュアルでは糖尿病について、また2型糖尿病の症状についてまとめ、教員として通院の継続をうながすことや、生活習慣改善のサポートをすることが大切だと解説。

 また学校生活や学校行事への参加に制限はないが、治療法によって給食時の制限がある場合や、内服薬・インスリン注射の取り扱いについて留意事項があることなどを伝えている。

間違った知識や偏見でいじめが起こらないように
 マニュアルによると2型糖尿病の場合、クラスに公開する必要は基本的にないが、受診のために欠席や早退を繰り返す場合など、病気を公開した方がスムーズに学校生活を送れることもある、としている。

 また、間違った知識や偏見でいじめが起こらないよう、十分に見守る必要があることも強調している。

 マニュアルには、2型糖尿病の児童・生徒や保護者と話し合いながら、学校での対応を考えていく際に活用しやすいアンケートも添付。児童・生徒が安心して学校生活を送れるよう、教員と保護者が連携を取りながらどのようなサポートができるのか、情報をまとめている。

 マニュアルはHPからダウンロードできるほか、希望者には郵送もするという。

[yoshioka]

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