関連資料・リリース情報
特定健診の無償化で受診行動は促進されるが、受診格差は拡大する
2022年09月15日
特定健診の無償化で受診行動は促進されるが、受診格差は拡大する
生活習慣病予防策として、40-74歳を対象に地域や職域で特定健康診査(以下、特定健診)が実施されています。しかし、特に市区町村の国民健康保険(以下、国保)ではその受診率は低迷しています(全国で2019年度38.0%、2020年度33.7%)。受診率向上のために、特定健診にかかる自己負担額をゼロにする「無償化施策」を取る保険者は多いものの、その受診行動への影響は学術的には検討がなされていません。
村山洋史研究副部長をはじめとする研究チームは、神奈川県横浜市の国保受給者のデータを用い、特定健診無償化の効果を検証しました。この成果は、国際誌International Journal of Environmental Research and Public Healthに掲載されました。
(東京都健康長寿医療センター研究所/2022年 9月 1日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「健診・検診」に関する資料・リリース
- 2024年04月17日
- ニュースレター『Obesity Report』 第12号
- 2024年04月16日
- 糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定について
- 2024年04月05日
- 広報資料「みんなに知ってほしい飲酒のこと」(健康に配慮した飲酒に関するガイドラインについて)
- 2024年04月01日
- 地域・職域連携のポータルサイト
- 2024年03月05日
- 標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)
「健診・検診」に関するニュース
- 2024年04月22日
- 【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
- 2024年04月18日
- 人口10万人あたりの「常勤保健師の配置状況」最多は島根県 「令和4年度地域保健・健康増進事業の報告」より
- 2024年04月18日
- 健康診査の受診者数が回復 前年比で約4,200人増加 「地域保健・健康増進事業の報告」より
- 2024年04月09日
- 子宮の日 もっと知ってほしい子宮頸がんワクチンのこと 予防啓発キャンペーンを展開
- 2024年04月08日
- 【新型コロナ】長引く後遺症が社会問題に 他の疾患が隠れている例も 岡山大学が調査