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インスリン感受性の改善
インスリン感受性が正常に働いているイメージ

すい臓から分泌されるインスリンの量が十分あるばかりでなく、それが全身の細胞でしっかり作用している状態。

 「スローカロリー」は、2型糖尿病の原因である"インスリン感受性"を改善することも期待されています。"インスリン感受性"とは、インスリンの働きや分泌量が正常にも関わらず、インスリンが十分な効果を発揮していない状態のことです。このことを、"インスリン感受性が低い"または、"インスリン抵抗性が高い"と言います。

 インスリンが正常に働かなくなるのは、肥満が関係しているとされ、特に、近年メタボリックシンドロームで注目された内臓脂肪がそのひとつです。内臓脂肪が蓄積され、肥満が進行すると、脂肪細胞からインスリンの働きを悪くする物質が分泌されやすくなります。この物質が、高血糖状態が続く要因となり、やがて糖尿病や高血圧等の疾患に影響するようになります。

 インスリン感受性を改善するには、内臓脂肪の減少、肥満の防止が必要です。その方法のひとつとしてスローカロリーから得られる効果が期待できます。摂取した糖質がゆっくり消化吸収されることで、血糖値の上昇が穏やかになり、満腹感が得られやすくなります。

 また、満腹感が持続すると過食を防ぐことにもなるため、内臓脂肪の減少や肥満の防止につながり、インスリンが正常に働くようになることが期待できます。

 このように、インスリン感受性が正常に働くことは、私たちの体が健康であることの証でもあります。

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2010年10月更新
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