業界キーパーソン直撃インタビュー保健指導のみちしるべ
全国健康保険協会(協会けんぽ)

第1回 全国健康保険協会(協会けんぽ) 【後編】

中小企業と二人三脚で健康管理 協会けんぽの保健師の活動とは(6)

木村:特定保健指導の制度が始まったことによる組織体制に何か変化はありましたか。

六路:以前の組織では、健診データや保健指導のデータはありましたが、レセプトデータは活用できませんでした。協会けんぽになって、健診結果とレセプトデータの突合が可能となり、要治療者でありながら受診していない人が6割にも上ること、腎透析直前という状況でも受診しない人がいることなどが明らかになってきました。また、自分たちのアプローチが医療費にどのように反映されていたのかを把握できるようになりました。

※健診1年前に医療機関受診がない者の健診1年後の受診状況

参考資料:全国健康保険協会

六路:保健指導は1年に1回面談していただけでしたが、特定保健指導が始まり、経過や改善の為に取組みを実践している姿がそばで見えるから大変だけどやりがいが生まれたという意見が多く聞かれました。

 また、支部長や幹部職員自ら事業主にアプローチをしに行く支部も多くなりました。今までは、保険者のサービスとして保健指導を実施していましたが、制度が始まり、組織として動くことができるようになりました。

 毎月、本部から支部に対し、健診データとレセプトデータを配布しています。支部には統計データを活用してもらっています。事業所ごとに「事業所健康診断書」を作成できるようになっていますが、よりわかりやすく事業主にアプローチできる新たな仕組みづくりが課題です。何事も「目標」って大切だなとあらためて実感しました。

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