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日本の子どもの経口抗菌薬処方は2011~2022年度で約6割減少 ~抗菌薬の種類と思春期の処方動向には課題~

日本の子どもの経口抗菌薬処方は2011~2022年度で約6割減少 ~抗菌薬の種類と思春期の処方動向には課題~

 国立成育医療研究センターは、全国規模の医療データを用いて、(1)日本の子どもにおける経口抗菌薬処方の長期的な推移と、(2)近年増加しているテトラサイクリン系抗菌薬の使用実態を検討しました。

 これら2つの研究から、日本の小児における経口抗菌薬使用量はこの10年間で大きく減少し、抗菌薬適正使用の取り組みが進んでいる一方で、Access抗菌薬の使用割合はWHOの目標を大きく下回っていることが明らかになりました。

 また、思春期では抗菌薬使用量の減少が限定的であり、その背景の一つとして、ざ瘡(にきび)治療に伴うテトラサイクリン系抗菌薬の使用増加があることが示されました。今後は、抗菌薬全体の使用量だけでなく、年齢や疾患、抗菌薬の種類に応じた適正使用を進めていくことが重要と考えられます。

(国立成育医療研究センター/2026年9月 14日)