中高年層における歯の喪失本数と循環器疾患の関連を明らかに 1~4本の喪失でも、循環器疾患リスクが上昇
中高年層における歯の喪失本数と循環器疾患の関連を明らかに ―1〜4本の喪失でも、循環器疾患リスクが上昇―
日本における8020運動の根拠となっているように、歯が20本より少ないと、咀嚼機能や全身の健康状態に影響することがわかっていました。しかし、中高年層における少数歯の欠損と全身の健康との関連については、あまり明らかになっていませんでした。
このたび東北大学大学院歯学研究科の研究グループは、40~64歳の約55万人を対象に、歯の喪失本数と、その後の循環器疾患リスクの量・反応関係について調査しました。その結果、歯の喪失本数が増えるにつれ、循環器疾患の発症リスクも比例して上昇しますが、その上昇幅は、喪失歯数が1~4本の範囲で特に大きいことがわかりました。
この結果は、歯周病や虫歯の予防を通じて可能な限り歯の喪失を防ぐことが中年期以降の全身の健康状態の維持につながる可能性を示唆しています。
(東北大学/2026年 7月15日)
本サイトに掲載されている記事・写真・図表の無断転載を禁じます。


