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6月を「夏の蚊対策広報強化月間」に ~ジカ熱などの対策で
2016年06月02日
政府は中南米を中心に感染拡大が続いているジカ熱など蚊が媒介する疾病を防ごうと、6月を「夏の蚊対策広報強化月間」とすることをとした。すでに各省庁や地方自治体、企業などでは予防対策が実施されているが、「夏の蚊国民運動」として国民全体でさらに「蚊を増やさない・蚊に刺されない」ことを目指し集中的な広報活動を展開していく。
ジカウイルス感染症(ジカ熱)やデング熱の原因となるウイルスは、感染者の血を吸った蚊(日本ではヒトスジシマカ)が媒介して感染を拡大。すべての人に症状が出るわけではないものの、ジカ熱は妊婦が感染すると先天性の障害を持った子どもが生まれたり、デング熱も重症化したりするおそれがある。
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