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食文化・食習慣
 ところ変われば「当たり前の尺度」も変わります。外国に旅行に行くとよく分かることですが、日本の中でも関東と関西の当たり前は違います。都道府県や市町村単位でもさまざまな違いがあるものです。なかでも食にまつわる文化・習慣は、健康に密接に関連するものなので、ぜひとも注目していただきたい分野です。

 たとえば日本人なら誰もが使う醤油。言葉にすればひとつの単語でも、味は地方により大きく異なります。そばやうどん、お稲荷さんなども味付けや見た目にかなり差が出ます。きっと皆さんもどこかでそれを体験し「おもしろい食文化があるものだ」と思った経験があるはずです。

 でも、ちょっと考えてみてください。逆に皆さんの住む地域の食だって「変わっている」と思われている可能性はありませんか?

 そのあたりをしっかり理解することが、地域保健でよくいわれる「地域・地区診断」の重要な鍵になると思うのです。ここでは地域密着の食材が揃う、スーパーマーケットの売り場などからその鍵を探り、地域に多い疾病などとの因果関係などまで掘り下げてみたいと思います。

西内 義雄
医療・保健ジャーナリスト
経歴:
1984年 専修大学法学部法律学科卒業
1986年~ (株)徳間書店の契約社員として編集者の道へ。後にフリーランスとなり、雑誌では旅行・経済・料理・住宅・家電、某ラジオ局でラブ・ストーリーの脚本、某テレビ局報道でマルチ商法潜入の企画を実行などにも参加。

2002年~ 心臓弁膜症が発見され、心臓大動脈弁を機械弁(SJM)に置換。術後3ヶ月目にはアナフィラクトイド紫斑を発症し緊急入院するなど、1年近く仕事から離れた時期もあります。その経験から、医療・保健に興味を持ち、保健師雑誌での活動を開始。全国各地を周りながら、行動変容の事例、新人保健師、東日本大震災に関わった保健師たちへの取材を通して、保健師の楽しさも辛さも、全て含めてもっと世に広めるべく活動中。
 現在は執筆のほか、国民健康保険団体連合会、県、市、看護協会などの保健師研修会での講演活動も全国各地で実施中。

2007年~ 高知県観光特使
2009年 HSP東京大学医療政策人材養成講座修了
2010年 国立がん研究センター メディア・セミナー修了
2013年~ All About保健師ガイド
2016年 H-PAC東京大学公共政策大学院医療政策・研究ユニット、医療政策実践コミュニティ修了