鶏卵の早期摂取推奨後も、鶏卵アレルギーの大きな減少は認められず~食物アレルギーの最も多い原因食物が鶏卵からナッツ類に変化~
鶏卵の早期摂取推奨後も、鶏卵アレルギーの大きな減少は認められず~食物アレルギーの最も多い原因食物が鶏卵からナッツ類に変化~
国立成育医療研究センターは、2017~2021年にかけて離乳食における鶏卵早期摂取の提言・推奨が導入された前後で、食物アレルギーで救急外来を受診した患者数や症例にどのような変化があったのかを検討しました。
本研究では、2015年から2024年までの10年間に当センターの救急外来を受診した約2,800件の食物アレルギー症例を後ろ向きに解析しました。その結果、鶏卵の早期摂取が推奨された後(2022年以降)も鶏卵アレルギーの有意な減少は見られず、食物アレルギーによる救急外来の受診数も10年間で大きな変化は認められませんでした。
その一方で、ナッツ類(クルミ、カシューナッツなど)のアレルギーが急増し、食物アレルギーで救急外来を受診する原因食物の内訳には大きな変化があることが明らかになりました。
(国立成育医療研究センター/2026年 1月21日)
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