オピニオン

No.2 健康行動を「楽しむ」サントリープラスとは
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特別対談
田中喜代次、亀ケ谷律子、圖師淑隆

 提供  サントリービバレッジソリューション株式会社

「健康のため」とわかっていても、続かない。その“つまずき”を、どうすれば「楽しく」「無理なく」乗り越えられるのか。

本連載2本目では、筑波大学発の研究成果活用企業THF代表取締役で筑波大学名誉教授の田中喜代次氏と、サントリービバレッジソリューションで健康経営サービス「サントリープラス(SUNTORY+)」の開発・推進を担う圖師淑隆氏が対談。

健康行動に“無意識のブレーキ”がかかる背景をひもときつつ、自己肯定感につながる「超低ハードル」の健康タスクをどう設計したのか。またアプリと自販機という“デジタル✕リアル”の接点を掛け合わせることで、職場の中に健康行動のきっかけを増やす工夫にも迫る。

“超低ハードル”の健康タスク設計のポイント

圖師さまざまな会社で従業員の健康づくりに関わる方々にヒアリングすると、「従業員がなかなか健康行動を始めてくれない」「続けてくれない」といった悩みをよく伺います。個人的なひとつの仮説として、子どもの頃に「健康のため」という大義のもと、親や先生から嫌なことを強いられた経験があり、大人になって健康行動を始めようとしても、「どうせつらい」「我慢が必要」と無意識にブレーキがかかってしまうのではないかと思っています。
ですので、まずはその“構え”をほどくことが大切だと考え、とにかくハードルを下げて簡単に健康行動に取り組むアプリ「サントリープラス(*1)」を開発しました。小さな成功体験が積み重なれば自己肯定感が育ち、結果として「健康=つらい」という思い込みを少しずつ薄めていってもらえるのではないかと思っています。


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提供:サントリープラス資料より

田中健康タスクは私たち監修者がエビデンスを確認し、「この条件なら言える」「この表現は言い過ぎになる」など整理していきました。そのうえで、最終的には安全性や実行可能性、職場での適用のしやすさも踏まえて、「多くの人が取り入れやすく、納得しやすいもの」に絞り込み、最終的に約60のタスクが完成しました。


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提供:サントリープラス資料より

健康とは基本的には自分でつくっていくものです。そのためには健康タスクのように、自分で課題を決めてこなしていく――そういう心がけが大事なんですよね。生活習慣病予防協会さんが提唱している「一無、二少、三多(*22)」と健康タスクの内容は重なる部分が多いので、ぜひ取り組んでもらいたいと思います。

なぜ継続率が高いのか?習慣化で変わること

圖師サントリープラスの導入実績は2025年11月末時点で約1800社まで広がっています。他社の健康増進アプリに比べて圧倒的に継続率が高いのが特徴で、利用開始から1カ月時点で約9割の方が使い続け、半年経っても約2人に1人が継続しているというデータがあります。継続率が高い理由は「簡単・褒める・思い出す(デジタル✕リアル)」の3つのポイントを重視しているためです。

1つ目は、負荷の高い運動ではなく「階段を使う」など日常的にできる「超・低ハードル」なタスクで設計していること。
2つ目は、タスクをクリアするたびにアプリ内で褒められたり、続けていればドリンクなどのインセンティブがもらえたりする「達成感」の設計。
そして3つ目は、「デジタル✕リアル」の接点です。アプリというデジタルな側面だけでなく、職場にある自販機という「リアル」な接点を見るたびに健康行動を思い出してもらえる。これらが組み合わさることで、習慣化につながっていると考えています。


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提供:サントリープラス資料より

田中ちょっとした健康行動でも継続によって体力は向上しますし、達成感も得られるはずです。50代以降に健康行動を始めても遅くはありません。実際、90歳、100歳まで上手に生きている、いわゆる「サクセスフル・エイジング」を達成している方は、50歳前後から体を動かすことを習慣化できている例が多いです。
日常生活でできる、ほんの小さな行動でも「健康を意識して動く」という気持ちを持つと、例えば飲み会では「今日はこの辺でやめておこう」と思えるようになったり、お風呂に入って筋肉が温まっているタイミングでストレッチをしたり行動が変わっていきます。
サントリープラスの健康タスクは、そのような“良い循環”がつくられるきっかけになるのではないでしょうか。

田中職場には健康行動を実践しにくい雰囲気もあるかもしれません。たとえば移動のとき、健康のために階段を選ぶだけでも、時間がかかって「サボっている」と見られそうだと周囲の目を気にする人がいます。健康行動をする人が後ろめたい気持ちにならないよう、まずは企業側が「職場の健康行動とは何か」を明確に示し、安心して取り組める雰囲気をつくることが重要です。

席から立つ」きっかけをつくる「健康クエスト」

圖師サントリープラスのリリース後もさまざまな企業でお話を伺っていると座位時間の長さを課題に感じている担当者が多く、「とにかく従業員を座りっぱなしにしたくない=席から立たせたい」というニーズが見えてきました。そこで2025年4月にリリースしたのが「健康クエスト(*3)」という機能です。仕事の合間に席を立って動くきっかけをつくる設計で、「自販機まで歩くだけでも健康行動」というコンセプトでつくりました。


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提供:サントリープラス資料より

リリース後にアンケートを取ると、「楽しくてつい続けたくなる」「仕事中の気分転換になっている」「いつの間にか習慣になっていた」といった声がありました。同僚たちと取り組んで、定期的にみんなで自販機に行ったり、「どこまで進んだ?」とアプリの画面を見せ合ったりしている人もいるようです。「自販機まで歩く」のはもちろん、「自販機を見る」だけでも健康を意識するきっかけになる、という声もいただいています。
健康クエストに取り組む人が増えるにつれ、誰かが頻繁に自販機へ行っていても、「あいつサボっているのか?」ではなくて、「健康行動をしているんだな」と受け止められるようになる——。そのように“見え方”や“空気”が変わっていくことを期待しています。

田中健康行動に取り組むかどうかは人それぞれで、一斉に啓発しても届きにくい面がありました。しかし「あの人、がんばってるな」「健康に気をつけていてえらいな」と周囲から思われるような人が増えるだけでも、職場全体に良い影響が及んでいくはずです。そんな職場に醸成していくためにサントリープラスを有効活用し、働く人たちのサクセスフル・エイジングにつなげていってもらいたいですね。


*1 サントリープラス:サントリーの自販機を設置している法人向けに無償で提供している健康習慣化アプリ。
「朝食に牛乳を1杯プラス」「大股で堂々と歩く」「よく噛んで食べる」など、日常の中で無理なく行える約60の健康タスクから自分でできそうなものを選び、実践したらアプリを開いて達成ボタンを押す、という簡単な仕様になっている。健康タスクは筑波大学発研究成果活用企業・THF社が監修した。
「健康タスク」の達成状況に応じて職場の自販機で飲料と交換できるポイントやクーポンがもらえるなど、モチベーションを維持する仕組みがあり、利用開始1カ月後のアプリ継続率が約9割と高いことが特徴。2025年4月からは新機能「健康クエスト」もリリースした。
保健施策の担当者向けには従業員の利用状況がわかるWebサービスや各種健康施策も実施することができ、健康経営推進に役立てられる。

*2 一無、二少、三多:日本生活習慣病予防協会が生活習慣病予防のために日々の生活で意識したい行動として提唱している標語。①たばこを吸わない(無煙・禁煙)「一無」、②食べすぎ・飲みすぎを控える(少食・少酒)「二少」、③体を動かす・休養をとる・人や社会とつながる(多動・多休・多接)「三多」を指す。

*3 健康クエスト:席を立って自販機まで歩くきっかけをつくり、「脱・座りっぱなし」を促す「サントリープラス」の機能。アプリを自販機にかざす(タッチする)とすごろく形式のゲームが進み、止まったマスに応じてイベントやクイズなどが発生する。自販機への総タッチ回数は300万回を突破、リピート率は約79%と高い(2025年10月時点)。


「サントリープラス(SUNTORY+)」のご紹介

サントリーが提供する健康経営サービス「サントリープラス」は、“小さな『できた』が楽しく続く” をコンセプトに、従業員の健康行動を促進するサービスです。
「施策を打ち出しても健康意識が高い一部の従業員しか反応せず、大多数は始めてくれない、続けてくれない」という、多くの健康経営ご担当者様が抱く悩みを背景に、本サービスは開発されました。
「サントリープラス」は、日常の中でできる超低ハードルな健康行動や定期的なイベントの開催で、従業員の行動変容を後押ししています。 詳細はこちら