No.3 産業保健活動での「健康行動」実践とサントリープラスの活用PR
提供 サントリービバレッジソリューション株式会社
本連載3本目では、HSプランニングの亀ケ谷律子氏(予防・未病領域を担う産業保健の現場視点)と、サントリービバレッジソリューションで健康経営サービス「サントリープラス(SUNTORY+)」の開発・推進に携わる圖師淑隆氏(サービス設計・導入の視点)が対談。
産業保健活動の中で「健康行動」の展開、またどのように続けてもらうかを掘り下げた。2人の対談を通じ、サントリープラスと産業保健活動との親和性が見えてきた。
産業保健活動とサントリープラスの親和性
圖師サントリープラスの開発にあたってイメージしたのが「氷山」です。海の上に見えている部分を、健康診断で「有所見」になっている人たちだとすると、既存のヘルスケアサービスは主にその“見えている層”に向けて、食事管理や体重管理、パーソナルヘルスレコードの管理などを提供していました。
でも、氷山は海の下のほうがずっと大きい。海の下を「未病」や予防の領域、つまり今は大きな問題が表に出ていない人たちだと考えると、当時はその層全体に働きかける「ポピュレーションアプローチ」として、企業が現場で使える形で届けられているヘルスケアサービスがほとんどなかったんです。だから私たちは、まず「海の下」にアプローチしよう、という発想から始めました。
亀ケ谷私たち保健師は予防活動を担う立場なので、まさに氷山の“下”の部分、つまり見えにくいリスクや将来の予防の話を、いつも伝えようとしているんです。目に見えないからこそ理解してもらいにくいのですが、国民の健康を支える重要な任務だと考えています。サントリープラスの仕組みを伺っていると、やり方は違っても同じような挑戦をしているのだと感じました。
圖師サントリープラスは「従業員が主役の健康経営」を掲げ、従業員のみなさんが自ら楽しんで参加し、続けたくなる仕組みをアプリの中に用意しています。最終的には、サントリープラスをやっている従業員の方が「最近どんな健康行動してる?」と自然に話せるような、健康を身近に感じられる社会になれば、と願っています。
亀ケ谷そういうお話を聞くと、もっと認知が広がって欲しいと思いますね。サントリーという会社の名前は知っていても、自販機を活用したサントリープラスという仕組みについては知らない担当者はまだまだ多いかもしれません。
サントリープラスの導入効果は?
圖師一番難しいのは個人の端末にアプリをダウンロードしてもらうことなのですが、サントリープラスは導入後3カ月以内に、約半数の従業員が始めている、という実績があります。実は健康施策に無関心な層にも参加してもらうために、アプリをダウンロードすれば自販機の飲料がもらえる抽選くじのような仕組みを取り入れているんです。それで「飲料がもらえるなら、とりあえずダウンロードだけでもしてみようか」とアプリを入れて触ってみたら、「これ、簡単で面白い」となる。それがきっかけで、気づいたら継続して健康タスクに取り組んでいる、というような流れを狙って設計しています。
亀ケ谷健康行動の効果はすぐに実感しにくいからこそ、小さなご褒美や達成感をこまめに得られる仕掛けが、続けやすさにつながるんですね。
圖師ある大手企業で、サントリープラスを導入した事業所では、未導入の事業所と比べて、前年同時期における健康診断の二次検査対象者率が低下していることが確認されました。もちろん、サントリープラスだけの影響と言い切れるものではありませんが、少なからずいい影響につながっているのではないかと考えています。

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提供:サントリープラス資料より
また、アプリを長く続けているユーザーほど平均歩数が伸びる傾向も見えてきました。ユーザー約5万人のデータで、アプリの利用期間が長いほど歩数が右肩上がりに増えていくことがわかりました。さらに健康タスクの中でも「歩く」に関連したタスクを登録し、アプリを1年以上継続しているユーザーは平均歩数が8.5%増加するといったデータも出ています。サントリープラスを続けることで自然に行動が変わり、歩数にも反映されている様子が伺えます。

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提供:サントリープラス資料より
アプリ活用で、本来向き合うべき活動へ
亀ケ谷健康タスクは、保健指導で使っている内容と似ている点が多いです。私たちが声をかけたり支援したりするだけでは限界がありますから、サントリープラスを通じて従業員のみなさんが自らの意思で健康行動に取り組んでくれるなら効率化につながりますね。
また従業員の健康行動を促す仕組みや企画を日々考えていますが、だんだんネタ切れしてきます。その点、健康タスクを活用すれば、私たちが企画し、エビデンスを調べて……という負担が減りますし、アプリを使ったウォーキングイベントなども企画できるとなると大変助かります。企画にかかる負担が効率化できた分、本来大事にすべき従業員との対話などに時間を使えますしね。
圖師サントリーグループには「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」という理念があります。私たちは飲料をつくって販売するだけではなく、その時々の生活者のみなさんに寄り添いながら本当に求められているものを把握し、生活文化をつくる企業だというアイデンティティがあるんですね。健康はほぼ100%の人から求められているものです。だからこそ、サントリーとして何が提供できるのかを考え抜き、これからもより良いサービスを届けていきます。このサービスを使っている従業員のみなさんが、その結果として健康で、笑顔になる場面が増えていくのであればうれしいです。
まとめ:小さな健康行動の積み重ねから、どのような未来を導くか
田中小さな健康行動を積み重ねていくと、達成感が育くまれ「自分にもできる」という自己効力感が高まります。すると運動にとどまらず、睡眠や食事、人との交流へと良い行動の輪が広がり、心身の状態を底上げする“好循環”が回り始めるでしょう。
特定保健指導などの制度も、個人の状況に合わせた「成果」がより重視される流れにありますが、現場での運用にはまだ画一的な面も残っています。だからこそ、サントリープラスのようなツールも上手に使いながら、日々の小さな行動を「続く形」に自ら整えていくことが、結果として健康経営の実効性を高めていくはずです。
亀ケ谷職場での小さな健康行動の積み重ねは、「みんなで健康に向かっていこう」という前向きな取り組みです。多様なやり方を認め合う職場の雰囲気や文化が、健康行動を続けやすい未来につながると思います。健康課題が「自分ごと」になりにくく、健康行動に取り組む優先順位が後回しになりがちな若い世代も、スマホのアプリを上手に使えば自律的に始められると期待しています。
一方で、日々の実践は個々に任せつつも、リアルでも会う機会では改めて「よく頑張りましたね」と褒めたり、「未来はどうなりたい?」と声をかけたり。デジタルとリアルを組み合わせ、「誰も取り残さない」形で支えることを大切にしていきたいです。
圖師私たちが目指しているのは、一人ひとりが「健康って意外と面倒じゃない」「意外と楽しい」と感じ、自分から取り組みたくなる状態です。従業員が健康行動を“自分ごと化”できるよう、サントリープラスは「従業員が主役の健康経営」という考え方をもとに楽しみながら参加し、続けたくなる仕組みを用意してきました。最終的には、「最近どんな健康行動してる?」と自然に会話できるような、健康が身近になる職場・社会を広げていきたいです。
「サントリープラス(SUNTORY+)」のご紹介
サントリーが提供する健康経営サービス「サントリープラス」は、“小さな『できた』が楽しく続く” をコンセプトに、従業員の健康行動を促進するサービスです。
「施策を打ち出しても健康意識が高い一部の従業員しか反応せず、大多数は始めてくれない、続けてくれない」という、多くの健康経営ご担当者様が抱く悩みを背景に、本サービスは開発されました。
「サントリープラス」は、日常の中でできる超低ハードルな健康行動や定期的なイベントの開催で、従業員の行動変容を後押ししています。
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