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健康保険組合が挑戦したデータヘルス計画とコラボヘルスの推進
 今から4年前、私が当健保に着任した時は「財政の逼迫」と「人的リソース不足」により、健保組合の本来の機能である「加入者(社員と家族)の健康を保持、増進する」ための施策が全く打てないという厳しい状況でした。

 財政面では前期高齢者納付金の高騰により保険料率は2年連続アップ(平成23年度10‰、24年度16‰)で、協会けんぽを上回る106‰(調整保険料除く)を余儀なくされました。

 一方、保健事業では当健保の保健師が本来の保健指導に三分の一しか時間が割けず保健指導に専念することが出来ない状況でした。そのような厳しい状況下、「今、なにをすべきか」と自問自答しました。

 その後、必死にチャレンジした「財政と保健事業の改革」「データヘルス計画とコラボヘルスへの挑戦」につきまして下記の5つのテーマで連載します。

 お蔭様で、現在の当健保組合は常務理事(松井陽一)のマネジメントとメンバー4名(中尾京子、山本小百合、南川寿美代、中家良夫)の素晴らしいチームワークにより生き生きと元気に切磋琢磨しております。

バックナンバー

No.1 一体どうすれば良いのか、どのように改革を実行したのか(2015/7/30)
No.2 国に先駆けてどのようにデータヘルス計画にチャレンジしたのか(2015/8/17)
No.3 学び:素晴らしい仲間との出会い(2015/8/31)
No.4 夢を見た:コラボヘルスの推進(2015/9/14)
No.5 日本初、世界初への挑戦:先進的な保健事業の実証事業(2015/9/30)
No.6 当健保が主導で推進したコラボヘルスと健康経営の3つの成功要因(血流)(2016/5/9)
No.7 生まれ変わる行動変容の習慣化(健康寿命の延伸に向けて)(2016/5/30)
No.8 国を挙げた日本健康会議、ならば、UCHIDA健康会議の開催だ!(2016/6/30)
No.9 歩く広告塔:世界メディアの取材/他(2016/8/8)
No.10 日本国は大企業も中小企業も健康経営 ~まったなし!~ の時代に突入(2016/9/12)

中家 良夫
内田洋行健康保険組合 事務長
経歴:
1978年(株)内田洋行入社。

九州、関西、北陸、東京の情報システム事業部門のシステム営業とマネージャー職を経験し、2003年度に農林水産省の食品トレーサビリティシステム開発・実証事業のプロジェクトマネージャーを担当した。

その後、農水省が主催する全国セミナーで講演を行い、書籍「トレーサビリティ…食の安全・安心の社会システム(出版:白桃書房)」の編著と業界専門誌の執筆を数多く行う。

2006年7月、自ら新規事業「ウチダFOODs-ASP」の企画・実施を行い責任者として活動する。

2008年、子会社(北陸地区の営業責任者)への出向を経て、2011年に内田洋行健康保険組合の事務長に従事する。

財政と保健事業の改革を行い2014年に厚生労働省のデータヘルス計画モデル事業のプロジェクトリーダーを務め現在に至る。