オピニオン/保健指導あれこれ
健康保険組合が挑戦したデータヘルス計画とコラボヘルスの推進
No.8 「国を挙げた日本健康会議、ならば、UCHIDA健康会議の開催だ!」
内田洋行健康保険組合 事務長
2016年06月30日
日本国を挙げた日本健康会議に参加し感動!
2015年7月10日に「日本健康会議」に常務理事(松井)と参加しました。会場は満席(約1,000名)であり、安倍総理大臣の「日本は官民一緒に国を挙げて国民の健康づくりに邁進し、世界をリードする」と言う強いメッセージ(代読)があり、塩崎厚生労働大臣の生のご挨拶(健康メッセージ)を聞くことができまして大変感動しました。経団連会長はじめ32名の日本健康会議実行委員(下記WEBサイト参照)が一堂に登壇し「健康なまち・職場づくり宣言2020」を発信しました。http://kenkokaigi.jp/ 記念すべきこの日本健康会議の会場で配布されました厚労省の冊子(健康を志した先人に学ぶデータヘルス好事例集:改革見聞録)に、当健保が実施したデータヘルス計画モデル事業の先進的な実証事業「UCHIDA元気LABO」の内容(下図)が掲載されており、私の心が熱くなるのを感じました。
日経BP健康経営アクション会議に当健保の理事長が登壇
2015年8月3日午後に開催されました日経BP健康経営アクション会議(発足記念セミナー)の会場(日経ホール)は満席でした。基調講演では、内閣総理大臣補佐官より「政府は日本国を挙げて国民の健康づくりの推進を行う」と力強く発信され、その後、(株)ローソンとコニカミノルタ(株)の社長の素晴らしいご講演がありました。 ショートプレゼンとパネルディスカッションでは、当健保の理事長であります(株)内田洋行の取締役常務執行役員経営管理本部長(秋山慎吾)が登壇し「UCHIDの健康経営の取り組み~社員が元気で活き活きとした職場創り~」をテーマに力強いメッセージを発信されました。後日、日頃お世話になっていますステークホルダーの皆様方から「秋山常務の素晴らしいお話しをお聞きして感動しました」と心温まるメッセージを頂きました。
2015年11月10日に開催された日経BP健康経営セミナーのパネルディスカッション(下記写真)では私に登壇(下記写真)の機会を頂きました。デーマは『~実務者が語る~データヘルスとコラボヘルスの実現に向けて』で、コーディネーター役の東京大学政策ビジョン研究センターの尾形特任教授から素晴らしい叱咤激励を頂き嬉しい限りでございます。 又、2016年2月26日に開催された一般社団法人日本健康倶楽部主催の健康セミナーのショートレクチャー・座談会で私に登壇(下記写真)の機会を頂きました。テーマは『健康づくり政策と健康経営の実現に向けて』で、ショートプレゼンの実施と素晴らしい意見交換をさせて頂く事が出来ました。
UCHIDA健康会議を開催! 全国の人事・総務の責任者&担当者50名が結集
常務理事(松井)から「国が行うのが"日本健康会議"なら、当健保が行うのは"UCHIDA健康会議"と命名しよう!」とのご提案があり理事長が快諾しました。
2014年2月から1年半かけて健康経営を推進する文化の醸成を目的にウチダグループ10名の社長向け健康経営プレゼンを実施しました。(ご参照:No.4「夢を見た:コラボヘルスの推進」) 次のステップはグループ各社の人事・総務の責任者、担当者とのコラボヘルスの推進であり、推進テーマは健康づくりの課題共有と健康経営の推進における協働推進体制の確立です。 健保主導によるコラボヘルス推進を更に前進させるべく、2015年9月10日に企業、労組、健保の三位一体で総勢50名を超える参加者が結集し、全国ネット(東京、大阪、九州、北海道)のテレビ会議システムを活用してUCHIDA健康会議を開催しました。 基調講演1では(株)ミナケアの山本社長(医師)より素晴らしい健康経営のお話しと心温まるメッセージを頂き、基調講演2では、(株)内田洋行の常務取締役(秋山)より「UCHIDの健康経営の取り組み~社員が元気で活き活きとした職場創り~」をテーマにご講演を頂きまして参加者の皆さまには大変喜んで頂きました。 次に、(株)ルネサンスの健康経営推進部長(荒井恵津子)からご挨拶を頂き、同部定着チーム課長(福島由起子)からボールエクササイズの体験をご指導頂きました。参加者全員(TV会議のネットワーク先の会場も含めて)がボールエクササイズを体感し血流が良くなり会場は笑顔と熱気で盛り上がりました。 次に、2015年度の後半に実施する7つの新たな保健事業の内容を当健保の保健師(中尾)、課長代理(山本)、事務長の3名で説明し、事業所の責任者・担当者の皆様に積極的な協働推進をお願いしました。締めは、(株)内田洋行の人事部長(金子栄司)の閉会ご挨拶で終了しました。 この時、私はウチダグループの健康経営推進の歯車が「ゴトン」と回ったと確信しました。
UCHIDA 健康会議のプログラム内容(2015年9月10日開催)
14:00~ 「開会の挨拶」 内田洋行健康保険組合 常務理事14:05~ 基調講演1「UCHIDAグループの健康リスクと保健事業戦略」
(株)ミナケア 代表取締役 山本 雄士 氏
14:25~ 基調講演2「UCHIDAグループの健康経営の推進」
(株)内田洋行 取締役常務執行役員 経営管理本部長
(休憩5分)
14:45~ 「自己紹介」所属事業所・氏名
15:00~ 「ミニボールエクササイズ体験」
(株)ルネサンス 健康経営推進部長、他
15:20~ 「2015年度当健保の保健事業(7つの新事業)についての説明」
内田洋行健康保険組合 事務長、事務局、保健師
15:50~ 「2015年度の健康診断について」 事務局
15:55~ 「閉会の挨拶」(株)内田洋行 人事部長
司会:内田洋行健康保険組合 事務長
「健康保険組合が挑戦したデータヘルス計画とコラボヘルスの推進」もくじ
- No.1 一体どうすれば良いのか、どのように財政・保健事業の改革を実行したのか
- No.2「国に先駆けてどのようにデータヘルス計画にチャレンジしたのか」
- No.3「学び:素晴らしい仲間との出会い」
- No.4 「夢を見た:コラボヘルスの推進」
- No.5 「日本初、世界初への挑戦:先進的な保健事業の実証事業」
- No.6 「当健保が主導で推進したコラボヘルスと健康経営の3つの成功要因(血流)」
- No.7 「生まれ変わる行動変容の習慣化(健康寿命の延伸に向けて)」
- No.8 「国を挙げた日本健康会議、ならば、UCHIDA健康会議の開催だ!」
- No.9 「歩く広告塔:世界メディアの取材/他」
- No.10「日本国は大企業も中小企業も健康経営 ~まったなし!~ の時代に突入」
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