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日本では小児期逆境体験で高齢期死亡リスクなし

日本では小児期逆境体験で高齢期死亡リスクなし―離別・未婚の男性でのみ強い関連、配偶者の存在が影響を修飾

「結果のポイント」より

・日本人高齢者約1.3万人を6年間追跡した大規模縦断研究により、小児期逆境体験(ACEs)と高齢期の死亡リスクとの関連を検証した。
・全体解析ではACEsと死亡リスクとの明確な関連は認められなかったが、離別・未婚の男性に限ると、ACEsを3つ以上有する人の死亡リスクはACEsがない人に比べて約4倍(調整条件によっては約8倍)高いことが示された。
・一方、女性や有配偶の男性では同様の関連は認められず、男性においては配偶者の存在を含む社会的支援が、小児期の逆境体験による健康リスクを緩和している可能性が示唆された。

(東京科学大学/2026年 3月5日)