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働く女性と乳がん -がん治療と乳房再建のいま
 乳がんは、現在、日本人女性のがん罹患率のトップに位置するがんです。その罹患率は年々高まっている現状で、さらに検診技術の向上により20代、30代の若い方の乳がんも見つかるようになりました。多くの女性が精力的に働いている年代での乳がんの増加により、働きながらがん治療を続けなければならない局面も増えてきています。

 今回の連載では、誰もがかかる可能性のある乳がんに実際かかったとき、どのような治療が待っているのか、乳がん治療の先の乳房再建はどのようなものか、そしてそれは仕事をつづけながらできるのか。これらについて、現状と最新治療をお伝えしていきます。関わる患者さんへの情報提供に役立つとともに、女性の方全員が他人事ではない乳がんについて、より広く知っていただければと思います。

辻 直子
セルポートクリニック横浜院長
杏林大学形成外科非常勤講師
■専門分野・研究テーマ:乳房再建、形成外科一般

■経歴:
平成10年 信州大学医学部卒業。平成10年 東京大学形成外科に入局し、福島県立医大病院形成外科、焼津市立総合病院形成外科、自治医科大学形成外科、杏林大学形成外科等を経て経験を積み、医学博士号を取得。形成外科全般を習得するが、近年では主に乳房再建の診療に従事している。

平成23年セルポートクリニック横浜の 院長に就任し、幹細胞を用いた最新の治療を乳房再建に応用した治療を行っている。形成外科専門医。

■所属学会:
日本形成外科学会
日本美容外科学会
日本乳癌学会
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会