【保健指導アトラス】を更新!保健指導に携わる人が知っておきたい法律・制度
このたび保健指導リソースガイドは、保健指導に携わる人が知っておきたい法律・制度をまとめた「保健指導アトラス」を2025年度版に更新しました。今回追加した情報を一部ご紹介します。
「保健指導アトラス」は幼年期~高年期まで、相談に訪れる各年代の方々に関係が深いと考えられる法律・制度を原文で確認できる一覧です。ぜひご活用ください。
■職場における熱中症対策の強化(令和7年6月1日施行) 職場における熱中症対策を強化するため、令和7年6月1日から改正労働安全衛生規則が施行されます。改正内容は、熱中症のおそれがある労働者を早期に見つけ、その状況に応じ、迅速かつ適切に対処することにより、熱中症の重篤化を防止するため、「体制整備」、「手順作成」、「関係者への周知」が事業者に義務付けられます。
■労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律(令和7年5月14日公布) 多様な人材が安全に、かつ安心して働き続けられる職場環境の整備を推進するため、個人事業者等に対する安全衛生対策の推進や、職場のメンタルヘルス対策の推進などの措置を行う改正を行いました。令和8(2026)年1月1日から段階的に施行されます(※一部は公布日(令和7年5月14日)に施行済み)。 1.個人事業者等の安全衛生対策の推進 2.職場のメンタルヘルス対策の推進 3.化学物質による健康障害防止対策等の推進 4.機械等による労働災害防止の促進等 5.高年齢労働者の労働災害防止の推進 6.治療と仕事の両立支援の推進
■自殺対策基本法の一部を改正する法律(令和7年6月11日公布・令和8年4月1日施行) 本改正には、2024年の小中高生の年間の自殺者数が過去最多の529人といった状況が影響しています。 小中高生の自殺者数が増加傾向にあることを受け、自殺の発生を回避するための体制整備や自殺未遂者への支援施策のうち、こどもに関するものについては、自治体が学校、児童相談所、病院、警察といった関係機関で構成する協議会を設置できるよう規定しました。 本改正ではこども家庭庁の事務にこどもの自殺対策を加えたほか、学校の責務としてこどもの自殺防止に取り組むよう努めることを明記。心の健康保持のための健康診断、保健指導、精神保健の知識向上に取り組むよう求めています。
私たちが普段実践している保健指導のほとんどは、何らかの根拠に基づいています。 「保健指導アトラス」は、それらの中でも、多くの指導対象者に関連する重要な「法律や制度」の情報を整理し一覧できるようにしたコーナーです。
法律や制度は国の動きに合わせ目まぐるしく更新・新設されていきますので、保健指導の実践者は、こうした動きを敏感にキャッチし、それに合わせて自身の情報の引き出しも更新することが望まれます。
今回ご紹介した「保健指導アトラス」や、日々更新しているニュース・リリース情報などを情報収集のひとつとしてご活用いただけましたら幸いです。
今後も、保健指導リソースガイドをご利用の皆さまと良いものに作り上げていきたいと考えていますので、最新の情報やお気づきの点がありましたらお知らせいただければ幸いです。今後とも、応援のほどよろしくお願いいたします。
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