ニュース

厚労省がイクメン企業アワード受賞企業取組事例集などを発行

 厚生労働省はこのほど、「イクメン企業アワード 2018」受賞企業の取組事例集と、「イクボスインタビュー集」を発行した。
 男性の育休取得の促進や、業務改善のアイデアなどが掲載され、中小企業などでも参考にできる内容になっている。
 イクメン企業アワード2018では、男性従業員の仕事と育児の両立支援に取り組む企業・団体を表彰する「両立支援部門」に加え、男性が家事や育児に積極的・日常的に参画するのを促す企業や団体の対外的な活動を表彰する「理解促進部門」が新設された。

 「両立支援部門」では、グランプリを株式会社サカタ製作所(新潟県) と日本ユニシス株式会社(東京都)。特別奨励賞を株式会社京葉銀行(千葉県)と田辺三菱製薬株式会社(大阪府)が受賞。

 新設の「理解促進部門」は、グランプリを大和ハウス工業株式会社(大阪府)、特別奨励賞を株式会社CaSy(東京都)が受賞した。

イクメン受賞企業取り組み集.jpg
育休取得の不安解消を評価
 「両立支援部門」グランプリの株式会社サカタ製作所(新潟県、製造業、従業員141人)は、育児中の社員へのヒアリング結果などから、育児時短勤務や看護休暇などを小4未満まで引き上げるなど、社員のニーズを踏まえて制度改正を行ったことが評価された。

 また、同社は育休中の収入シミュレーションや、育休取得に向けて円滑に業務が引き継げるように面接も実施。育休取得の経済的・業務上の不安に対してきめ細かい対応をしている点もポイントが高かった。

 このような取り組みが功を奏し、同社の男性従業員が育休を取得する割合は平成26年度は0%だったのにも関わらず、平成29年度には50%までに拡大。

 社員が仕事と育児を両立できるよう、業務の効率化や生産性向上で法定時間外労働時間を月平均16時間から1時間まで削減もさせている。

 結果、働きやすい職場であることが内外で知られるようになり、求人の応募者が増加したり、社員の勤労意欲向上につながったりするなど、会社全体に好影響がもたらされているという。

男性従業員の平均育休取得日数は73日
 同じくグランプリを受賞した日本ユニシス株式会社(東京都、情報通信業、従業員4,190人)は、短時間勤務制度を小6まで取得可能にしたほか、経営者を筆頭に管理職の意識改革を進め、男性従業員の育休取得を根付かせたことなどが評価された。

 男性従業員の平成29年度の育休取得率は17.6%で、平均育休取得日数は73日(最短でも27日)と長く、育休取得を本格的に推進していることが大きなポイント。

 同社も業務効率化や長期的なキャリア支援によって、社員の仕事と育児の両立をサポートしており、年次有給取得率向上活動については約9割の社員が達成している。取り組みの結果、人材確保や意欲的な社内風土が生まれている。

インタビュー集も発行
 また別冊子の「イクボスアワード2018受賞者に聞く! イクボスインタビュー集」では、イクボスアワードのグランプリや特別奨励賞受賞者へのインタビューを掲載。

 受賞者は、企業や団体の管理職(代表者を除く)で、部下の仕事と育児の両立への配慮、業務効率アップの工夫、自らの仕事と生活の充実を果たしている男女から選ばれている。

 インタビュー集では、職場マネジメントで心掛けていること、育休を取得した部下のキャリア形成にどう取り組んでいるか、などについてインタビューした内容を紹介している。

 またイクボス式のマネジメントスタイルや、具体的な実践例や基礎知識についてもまとめられ、さまざまな企業にとって参考になる一冊となっている。
イクボスインタビュー集.jpg
[yoshioka]

「産業保健」に関するニュース

2019年02月21日
【参加者募集中!】第5回年次講演会/医療や保健指導の現場で役立つプログラム「スローカロリーのアンケート結果」も発表
2019年02月20日
府民のための健活マイレージ「アスマイル」が始動 700万人の健康づくりを支援 大阪府
2019年02月20日
高カロリーの清涼飲料は肥満やメタボの敵 腎臓病のリスクも高める
2019年02月20日
虐待対策ワーカー配置など児童相談体制強化に向けた取組を強化―東京都
2019年02月20日
認知症と腸内細菌が強く関連 認知症患者で少ない菌が判明 長寿医療研究センター
2019年02月19日
アルコールががんや生活習慣病を引き起こす「少酒の勧め」 全国生活習慣病予防月間2019 公開講演会 レポート
2019年02月13日
子宮頸がんは2000年を境に増加 世界では31万人超が死亡 専門家は「早期診断とHPVワクチンの普及が欠かせない」と強調
2019年02月13日
低所得が糖尿病リスクに 1.2〜1.4倍の格差 ストレスや就労困難が原因か?
2019年02月13日
地域活動に参加する高齢者はうつになりにくい ソーシャル・キャピタルの整備が必要 3万人を調査
2019年02月13日
「脂肪の味」は6番目の味覚 味覚に敏感になると食欲を抑えられる?

最新ニュース

2019年02月21日
【参加者募集中!】第5回年次講演会/医療や保健指導の現場で役立つプログラム「スローカロリーのアンケート結果」も発表
2019年02月21日
【健やか21】梅毒予防に向けた啓発動画の作成について(東京都)
2019年02月20日
府民のための健活マイレージ「アスマイル」が始動 700万人の健康づくりを支援 大阪府
2019年02月20日
高カロリーの清涼飲料は肥満やメタボの敵 腎臓病のリスクも高める
2019年02月20日
虐待対策ワーカー配置など児童相談体制強化に向けた取組を強化―東京都
2019年02月20日
認知症と腸内細菌が強く関連 認知症患者で少ない菌が判明 長寿医療研究センター
2019年02月19日
アルコールががんや生活習慣病を引き起こす「少酒の勧め」 全国生活習慣病予防月間2019 公開講演会 レポート
2019年02月15日
【書籍プレゼント】保健指導リソースガイド10周年特別企画 第1弾!『保健師と放射線 すぐ使える講義・演習・事例検討』を10名様にプレゼント
2019年02月14日
風疹のワクチン接種と妊婦への予防を呼びかけ―先天性風疹症候群の報告を受け
2019年02月14日
【健やか21】シンポジウム「社会で守る子どもの安全 〜『ネットの声』を分析してみてわかったこと〜」3/3(日) 
2019年02月13日
子宮頸がんは2000年を境に増加 世界では31万人超が死亡 専門家は「早期診断とHPVワクチンの普及が欠かせない」と強調
2019年02月13日
低所得が糖尿病リスクに 1.2〜1.4倍の格差 ストレスや就労困難が原因か?
2019年02月13日
地域活動に参加する高齢者はうつになりにくい ソーシャル・キャピタルの整備が必要 3万人を調査
2019年02月13日
「脂肪の味」は6番目の味覚 味覚に敏感になると食欲を抑えられる?
2019年02月13日
後期高齢者の6割が3疾患以上の慢性疾患を併存 後期高齢者約131万人分のレセプト情報を分析
2019年02月07日
【PR】 【資料ダウンロード開始】健康的にダイエット! 保健指導で活用したい「おにぎりダイエット」のススメ
2019年02月07日
【健やか21】第71回「保健文化賞」の募集について
2019年02月06日
H31年度実施を目指す未就園児等全戸訪問事業で児童虐待を防止
2019年02月06日
特設ページ「妊産婦のための食習慣」を開設~健やか親子21公式HP
2019年02月05日
高齢者は運動をどこまでできる? 強めの運動でも楽しんで続けられる
2019年02月05日
宮城県がメタボ対策のアプリを配信 働き盛り世代に「あと1500歩 歩こう」
2019年02月05日
牛乳やヨーグルトの成分が炎症を抑制 血管を改善し脳の活性化にも効果的
2019年02月05日
母親のストレスが子どもの肥満に影響 生後1歳までがとくに重要との結果に
2019年02月05日
「適正受診が医療を守る~上手な医療のかかり方~」へるすあっぷ21 2月号
2019年02月03日
大人のがん教育への活用も。がん医療の現状とサバイバーの今をていねいに描くドキュメンタリー映画「がんになる前に知っておくこと」を鑑賞して
2019年01月31日
【健やか21】子ども予防接種週間(3/1~3/7)/低年齢層の子供の保護者向け普及啓発リーフレット
2019年01月30日
肥満より怖い「サルコペニア肥満」 食事と運動で筋肉低下を予防
2019年01月30日
糖尿病発症の予測アプリは「医療機器」ではない スマホアプリにも規制の波
2019年01月30日
健保組合加入者の37%が肥満 健診検査値で「リスクなし」は19% 健保連
2019年01月30日
すべてのがん患者は運動を治療として行うべき 運動が乳がん患者のQOLを改善 欧州臨床腫瘍学会
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
  • 週1回配信(毎週木曜日)
  • 登録者数 7,762 人(2018年12月現在)
登録者の内訳(職種)
  • 保健師 44%
  • 看護師 20%
  • 管理栄養士・栄養士 22%
  • その他 14%
登録はこちら ▶
ページのトップへ戻る トップページへ ▶