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世代別・性別ごとの「歯の本数」と「歯周ポケットの深さ」を比較
-令和4年「歯科疾患実態調査」より(日本生活習慣病予防協会)
2025年11月20日
歯科疾患実態調査は、全国から抽出された国民を対象とした国の調査統計で、5年毎に実施されています。
このたび日本生活習慣病予防協会は、令和4年の「歯科疾患実態調査」の結果から、世代別・性別ごとに「歯の本数」と「歯周ポケットの深さ」を取り上げ、とりまとめました。
【歯の本数】
成人の「歯の本数」は28本あります。親知らず4本を含めた場合は32本となります。
「現在歯」歯の全部または一部が口腔に現れている本数 「健全歯」う蝕=虫歯あるいは歯科的処置の認められないもの 「DMFT」1人あたりのむし歯経験歯数 「処置歯」歯科治療において何らかの処置が施されたもの 「未処置歯」う蝕=虫歯のこと 「喪失歯」抜去または脱落により喪失した永久歯
【歯周ポケットの深さ】
「歯周ポケット」とは、歯と歯ぐきの間にできる溝のことです。
健康な状態では深さ1〜2mm程度ですが、歯周病が進行すると深くなり、歯周病の進行度合いを示す指標となります。
■関連情報 8020達成者は約6割!「令和6年 歯科疾患実態調査」の結果(概要)より
■参考 「令和4年歯科疾患実態調査」の結果(概要)を公表します(厚生労働省)
日本生活習慣病予防協会のご案内
「一無、二少、三多(※)」の健康標語を掲げ、生活習慣病の予防、啓発を目的に、情報発信、企業との連携活動などを行っております。(※一無:禁煙 二少:少食、少酒 三多:多動、多休、多接)
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