ニュース

【連載更新】自治体の母子保健事業における放射線防護文化の形成

 連載「保健師の活動と放射線について」の第7回を公開しました。

 対象別協働実践報告(1) 母子
 私たちはどうすれば放射線防護文化をつくっていくことができるかについて、A市の保健師とチームを組んで、協働で研究を行いました(No.1参照)。

 母子を対象とした協働実践では、既存の母子保健事業(「子育てサロン」や「ママクラブ」など)の一部に、放射線に関するミニ講座を組み込み、車座のかたちで子育てにおける放射線に関する不安や悩みについて対話を行う機会を、4地区で計5回得られました(2014~2015年度)。

 協働実践の概要
<<講座の様子>>

 いつもの雰囲気の中で、誰でも自由に発言できる雰囲気づくりや、住民と同じ目線で話をすることを心がけながら、放射線防護の専門家が15~20分程度講話を行いました。

 講話の内容は、事前に保健師が参加予定の母親に対して「放射線に関すること」について聞き取りをして把握した、母親が抱えているニーズや不安の内容をもとに検討し、「放射線に関する基本的な知識」、「地域別の被ばく線量」、「不安やストレスによる健康被害への懸念」、「日常生活にかかわる食べ物と飲料水や、日光浴、外遊び」としました。

オピニオン
「保健師の活動と放射線について」

地域保健 トップページ

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「地域保健」に関するニュース

2023年08月28日
極端な「糖質制限」や「脂質制限」は危険? 日本人に適した食事スタイルは? 8万人超を調査
2023年08月28日
カラフルな野菜を食べている人は認知症の発症が少ない ホウレンソウやブロッコリーを食べて認知症を予防
2023年08月28日
わずか5分の運動でも「がんリスク」を32%減少 無理なく続けられる「新しい運動法」を開発
2023年08月28日
週末の「寝だめ」では平日の睡眠不足のダメージを回復できない 寝不足が心臓の健康に悪影響
2023年08月28日
高齢者の「フレイル」の発生リスクを40%低減 「要支援」の高齢者が通所系サービスを利用すると効果
2023年08月21日
肥満やメタボが「腰痛」を引き起こす コロナ禍でさらに増加 「腰痛」を改善する運動は?
2023年08月21日
朝食欠食が肥満やメタボのリスクを上昇 朝食を食べない人に共通する生活スタイルは?
2023年08月21日
アルコールが高血圧の原因に 飲酒量が少ない人も血圧が上昇 2万人弱を調査
2023年08月21日
ストレスを解消する簡単で効果的な方法 「みんなと楽しく食べる」「睡眠を改善する」
2023年08月21日
「運動アプリ」がメンタルヘルスも改善 スマホアプリの導入は運動指導で障壁の低い介入に
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶