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職場での不妊治療への理解を推進 「不妊治療と仕事の両立支援のためのリーフレット」を作成(三重県)

 近年、多くの人が不妊治療と仕事の両立に悩まされている背景を受け、三重県は「不妊治療と仕事の両立支援~安心して治療を受けながら働き続けるために~」を作成。
 職場での理解を深め、相談しやすい環境づくりを推進するのが目的。

 リーフレット内では、三重県内の当事者アンケートの結果や不妊治療を受ける従業員をサポートする取組例を紹介。 HPからもダウンロードできる。
不妊治療を正しく理解・応援する職場づくりが重要 働き方に柔軟性を

 リーフレットでは、夫婦の5.5組に1組が不妊に悩んでいると言われる現状や、妊娠・出産には適齢があり、不妊治療の期限は限られていることなどについて解説。

 不妊治療がどのように行われているのか、なぜ急な通院が必要になるのか、職場での理解が不足しているケースも多いことから、不妊治療の流れや体外受精のスケジュールについても詳しく説明している。

 また、不妊治療を受けている人が様々な悩みや負担を抱えている点について、当事者アンケートの結果を紹介。

 上司の理解がなく退職した、急な休みや早退が必要なことを理解してもらえず辛かった、などの声をふまえ、職場でできることは「不妊治療を正しく理解し、応援する職場の風土づくり」や「業務配分の見直しや通院しやすい勤務体制・フレックスタイム制度」、「プライバシーへの配慮」だとした。

 具体的なサポート方法としては、不妊治療のための休職や休暇制度、またフレックスタイムやテレワークなど柔軟な働き方、費用の助成制度導入をあげている。

 リーフレットはA4版、8ページ。三重県産婦人科医会の監修により5000部を作成し、県内市町の窓口や保健所、特定不妊治療費助成事業指定医療機関などで配布する。

[yoshioka]