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「第8回 健康寿命をのばそう!アワード」最優秀賞決定~生活習慣病予防分野~

 厚生労働省とスポーツ庁は2019年11月11日、厚生労働省講堂で「第8回 健康寿命をのばそう!アワード」の受賞企業・団体・自治体を決定し、表彰式を開催した。

 「生活習慣病予防分野」では95件の応募の中から、まちぐるみで食環境の整備を行い、健康寿命の延伸に取り組んでいる岐阜県の下呂市役所が厚生労働大臣最優秀賞に選ばれた。
生活習慣病予防分野は下呂市役所「下呂・減塩・元気・大作戦」が最優秀賞に
 「健康寿命をのばそう!アワード」は厚生労働省とスポーツ庁が、健やかで心豊かに生活できる社会の実現を目指し、健康増進・生活習慣病予防の推進に優れた企業・団体・自治体・を表彰するもの。表彰式は、生活習慣を改善し健康寿命をのばすために厚生労働省が行っている国民運動「スマート・ライフ・プロジェクト」の一環として実施され、今年で8回目の開催となる。

 今回は生活習慣病予防分野には企業41件、団体37件、自治体17件の応募があった。有識者による評価委員会で書類選考を行ったあと、表彰式当日のプレゼンテーションによって厚生労働大臣最優秀賞1件、厚生労働大臣優秀賞3件、スポーツ庁長官優秀賞3件などが選ばれた。

 このうち最優秀賞になった下呂市は、国民健康保険(国保)加入者の脳血管疾患と高血圧で受診している人の割合が平成23~28年まで岐阜県内でワースト5位に入っていた。

 そのためライフサイクル別に全世代への減塩アプローチと、国保特定健診結果で高血圧の判定が出た人への保健指導強化を行って脳血管疾患や高血圧の住民の減少を目指した。

まちぐるみで取組む食環境整備で健康寿命を伸ばす
 ロータリークラブや商工会、医師会、学校栄養教諭、こども園栄養士などで下呂市減塩推進委員会を設置し、官民一体となって取り組みを開始。毎月14日から20日を「下呂市減塩週間」としたり、減塩食品の販売や減塩食を提供する減塩推進協力店を募集・認定したりするなどして食環境の整備を行った。

 その結果、国保特定健診の結果でⅠ度高血圧者、Ⅱ度高血圧以上の者の割合が減少。国保の医療機関受診割合の県内順位が下がったほか、国保特定健診の保健指導率は92.1%で全国1位となった。全国平均の実施率は19.5%であることから、大変高い実施率になる。

 また優秀賞には、企業部門で株式会社KSK「わくわく健康プラン」、団体部門で大阪府住宅供給公社/NPO 法人チュラキューブ/NPO 法人 SEINの「団地の空き室をみんなが集う食堂に~健康メニューと楽しい食事の場で健康寿命を延伸~」、自治体部門で青森県階上町『青森県階上町「健康宣言」と「健康五つ星」 「三種の神器」と「ちょっとそこまで GOGOGO」事業』が選ばれた。

[yoshioka]