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乳がんとともに生きる人を理解する
 乳がんは、今では多くが克服できるがんになっています。 がんを克服するためには、知識という力を得ることが重要です。患者さんが治療に積極的に参加できるように、乳がんという病気や治療について知識と力を得ることができれば、不安を減らし、限られた時間の中でさまざまな決断を下し、人生とどう付き合っていくか、道が見えてくるはずです。

 最近、日本でも「乳がんサバイバー」という言葉が聞かれるようになってきました。乳がんサバイバーとは、乳がんとともに生き、克服し、乗り越えて生きる人、つまり乳がんと診断されたすべての人を意味する言葉です。乳がんと診断されたときから人生の最後まで、生き残ることを勝ち取り、乳がんの生存者であり続けるという意味が込められています。

 今回の連載では、著者自身の乳がんサバイバーとしての経験と医療者としての視点から乳がんについて理解していただければと思います。また最近、知られるようになってきた遺伝性乳がんについても触れたいと思います。

青木 美保
帝京大学医学部附属病院 帝京がんセンター 認定遺伝カウンセラー
■経歴:
高知県立大学看護学科卒業。
看護師、保健師として長らく勤務。

40歳で乳がんになり克服。

最善の病院や医療者とどのように出会い、必要な情報をいかに選択するかなどについて同じ体験をした女性たちに伝えたいという思いから、乳がん女性のための団体We can fight(ウィメンズ・キャンサー・ファイター・サポート)主宰。ジョンズ・ホプキンス・エイボン基金・ブレストセンターで出会った著書を編訳。

その後、認定遺伝カウンセラーの資格を取得し、帝京大学病院にて遺伝性乳がん等の遺伝カウンセリングを担当。