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全国の母子保健事業を集約 ~健やか親子21(第2次)取り組みのDB
2016年01月18日
平成27年4月から母子保健の国民運動「健やか親子21(第2次)」が開始されたことに伴い、第1次で運用されていた「取り組みのデータベース」も新設され、すでに多くの自治体から1,000件以上の登録が行われている。データベースでは全国の自治体などによる母子保健に関する事業の実施情報が検索・閲覧できるので、新規事業の企画や既存事業の見直しを行う際の手助けになるだろう。
「取り組みのデータベース」は「健やか親子21(第2次)」の課題に関する各種事業などの情報を検索できるシステムで、第1次から山梨大学大学院総合研究部医学域社会医学講座が運用している。
自治体や団体の担当者が自ら事業を登録・修正できるのが特徴で、検索者はキーワードや詳細な項目別に探したい事業内容を閲覧できる。
登録は市町村(保健センター等)、 都道府県本庁、都道府県保健所、政令市・特別区(本庁・保健所等) のほか、「その他」として各種団体も可能。初回に団体の情報を登録すると専用のパスワードが配布され、次回登録時からは団体情報の入力が不要になる。登録した情報は山梨大学大学院総合研究部医学域社会医学講座で内容確認、承認を行ったあと公開されている。
登録件数は2016年1月17日現在で1,046件。詳細検索では「事業課題」や「提案者」、「事業のねらい・目標区分」、「協力機関」など細かな設定で情報を探せるほか、フリーワードで検索することもできる。そのため、たとえば「1歳」や「虐待防止」、「フッ素」など具体的な言葉で検索し、全国で行われている事例を参考にすることも可能。
都道府県別の登録数で見ると、最も多いのが千葉県で165件、次いで北海道の135件、茨城県の86件(2016年1月17日現在)。第1次では5,000件以上の登録があったことから、今後さらなる情報の登録が期待されている。なお健やか親子21(第1次)の期間中に登録された情報も別ページにて引き続き閲覧できる。
健やか親子21(第2次)公式ホームページ健やか親子21(第2次)取り組みのデータベース(検索ページ)
健やか親子21(第2次)取り組みのデータベース(登録ページ)
健やか親子21(第1次)取り組みのデータベース
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