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乳がん治療と「ケモブレイン」 集中力や記憶力などが低下

 多くの乳がん患者が悩まされる「ケモブレイン」

 乳がん化学療法後には思考力や集中力の低下、物覚えが悪くなるといった症状がもたらされる場合があります。これは「ケモブレイン(chemo brain)」と呼ばれており、近年研究がされていますが、まだ原因は特定できていません。

 今回、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ジョンソン総合がんセンターのPatricia Ganz氏率いる研究チームによる研究で、アントラサイクリン系薬剤による化学療法は、ケモブレインに関連しないことが、新しい研究で示されました。

乳がん患者さんから専門家まで 国内外の最新情報が集まる情報ファイル
 日本人女性のがん罹患率トップは乳がんだ。その罹患率は20%超を占め、女性がもっとも注意しなくてはいけないがんになっている。女性が生涯で乳がんに罹患する確率は12人に1人とされる。

 乳がんになったとき、治療や乳房再建に対する正しい情報は、患者の治療へ臨む勇気やQOL向上につながる。

 「乳がん治療と乳房再建の情報ファイル」では、最新の情報を含めて、乳がん治療と乳房再建について詳しく解説している。

[保健指導リソースガイド編集部]
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