• トップページ
  • ニュース
  • 資料更新情報
  • 講習会・セミナー
  • 健診・検診
  • 特定保健指導
  • 産業保健
  • 地域保健
  • 学校保健
最新ニュース
カフェインの過剰摂取に注意 コーヒーは1日4~5杯までが安全な量
2015.06.03
 欧州食品安全機関(EFSA)は、健康のためにカフェイン摂取量を1日400mg未満に抑えた方が良いという提言を発表した。これは、コーヒー4~5杯に相当する量だ。妊娠中の女性や、子どもも、カフェイン摂取に注意が必要だ。
安全なカフェイン摂取量は1日400mg未満
 欧州連合(EU)の欧州食品安全機関(EFSA)は、健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量について、成人では1日400mg未満に抑え、1回の摂取量が200mgを超えないようにするべきとする提言を発表した。

 通常のコーヒーであれば、1日のカフェインの摂取量は4~5杯までが適当な量だという。

 欧州委員会の要請を受けてEFSAがまとめた120ページの報告書では、「妊娠中の女性を除く一般的な成人の場合、カフェイン摂取が1日400mg未満なら、健康障害となることはない」と指摘している。

 カフェインには、中枢神経に働きかけ、眠気や疲労を抑え、運動機能を高める興奮作用や、骨格筋に働き、疲労感を抑え活動性を増大させる作用がある。

 また、心臓の心筋に作用し、収縮力や拍出量を増加させたり、腎臓の血管を拡張させ、腎臓への血流量を増やし尿の生成を促す利尿作用がある。

 しかし、カフェインを大量に摂取すると、不眠症や神経症、心拍数の増加、高血圧、不整脈が引き起こされるおそれがあるという。

妊娠中の女性はカフェイン摂取に注意
 さらに、妊娠中の女性はカフェイン摂取に注意するべきと、報告書は指摘している。妊娠中の女性は男性の半分の量で、1日200mg未満を推奨している。これはコーヒーであれば1日2杯に相当する。

 妊娠中はカフェインを分解・排泄するのに時間がかかる。特に妊娠末期には代謝速度が3分の1になり、妊婦の体に長く留まることになる。

 カフェインは胎盤を通過するため、妊婦がコーヒーや紅茶、お茶などを飲むと胎児にもカフェインが移行する。

 胎児の体に移行したカフェインは母体と同じ血中濃度になる。胎児は肝臓の機能が未熟なため、カフェインを排泄できず、胎児の体内に高濃度のカフェインが留まることになる。

カフェインはコーヒー以外の食品にも含まれる
 さらに報告書では、子どもではカフェインの摂取量が体重1kg当たり3mgを超えるべきではないとの見解を示した。

 子どもでは体重1kg当たり1.4mgを超えるカフェインを摂取すると、睡眠障害などの症状があらわれるので、夜間は摂取するべきではないとしている。

 もっとも懸念するべきなのは、最近の子どもや若者に人気の「エナジードリンク」だ。「レッドブル」などの商品にもカフェインが含まれている。

 「コーヒー以外で摂取するカフェインについても考慮するべきだ。過剰摂取による健康リスクは少なくない」と注意を促している。

 カフェインを摂り過ぎている人が多い原因は、「コーヒー以外の食品にもカフェインが含まれていることと、ほとんどの人がそのことに気づかすに、さまざまな食品や飲料を口にしていることにある」としている。

Caffeine: EFSA estimates safe intakes(欧州食品安全機関 2015年5月27日)

(Terahata)
©2016 日本医療・健康情報研究所. 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。

点線
更新情報配信中!

ニュース一覧 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013
 | 2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008
■ 最新ニュース一覧
ニュース一覧 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013
 | 2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008
求人一覧

*求人企業2社(8/15更新)


■セイコーエプソン
・職種:保健師、管理栄養士
・地域:全国各地の都市
    *特に東北地方、長野県、
     静岡県、中国地方

■神奈川県予防医学協会
・職種:保健師
・地域:神奈川


オピニオン


■地域での看取り 神山 欣子
No.8 尊厳死について(2016/8/29)



■病気になっても仕事を続けるための支援 荒木 葉子
No.3 診断治療が仕事に及ぼす影響や両立の工夫について(2016/8/9)



■健康保険組合が挑戦したデータヘルス計画とコラボヘルスの推進 中家 良夫
No.9 歩く広告塔:世界メディアの取材/他(2016/8/8)



■保健師スピリッツと実践活動 小西 恵美子
No.1 保健師スピリッツと実践活動―看護職のバランス感覚を見た(2016/8/1)



■働く女性と乳がん -がん治療と乳房再建のいま 辻 直子
No.6 最新の乳房再建、脂肪注入と幹細胞
(2016/7/20)



■乳がんとともに生きる人を理解する 青木 美保
No.3 治療前に医師に聞いておきたいこととセカンドオピニオン(2016/7/19)



笑いと健康長寿 No.1~3
永井 博弌


より効果的な行動変容の促しを行うために必要なこととは? No.1~3
西内 義雄


振り返ると31年経過していた産業保健・産業看護の研究会 No.1
富山 明子


健康運動看護師とは -看護職だからできる健康運動の実践指導- No.1~4
鶴田 来美


健康管理スタッフに大切なメンタルヘルス支援とは No.1~3
丸山 総一郎


生活習慣改善のための保健指導とITツールの効果的な活用について No.1~3
早川 純子


川崎市地域包括ケアシステム推進ビジョンの策定に関わって No.1~2
広瀬 壽美子