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心臓病を予防するための食事 心臓にやさしい「ハートレシピ」を発表

 日本心臓財団などは、「健康ハートの日」(8月10日)を記念して、高知県および高知大学と協同で、高知の食材を活用した心臓にやさしい食事メニュー「ハートレシピ」を開発した。
産官学で「食」から心臓の健康を考える

 「ハートレシピ」は、四季に応じた高知県の旬な当地食材を活用し、減塩、豊富な野菜摂取をポイントに、誰もがおいしく手軽に健康管理に役立てられるよう、開発されたメニュー。朝食から夕食までの3食を7日分、合計21レシピが用意されている。

 心疾患は現在、がんに次いで日本人の死因第2位になっている。原因は、急速に進む高齢化や、食生活の欧米化などの生活習慣上の問題。心疾患の患者数は今後も増加が見込まれており、予防対策は喫緊の課題となっている。

 高知県は、全国平均と比較して約10年先行して高齢化が進み、心疾患での死亡率が全国でもっとも高い(2013年人口動態統計)。そのため、「日本一の健康長寿県構想」を掲げ、この達成に向けた「よさこい健康プラン21」を策定し、心疾患死亡率の低減に取り組んでいる。

 そこで、日本心臓財団は、エドワーズライフサイエンスの協力のもと、高知県のご当地食材を使用したレシピを、北岡裕章・高知大医学部老年病・循環器・神経内科学教授、伊與木美保・高知大学医学部附属病院栄養管理部栄養管理副部長の協力を得て開発した。

「ヘルスケア×食×地域」をテーマとした予防啓発
 レシピは1日あたりの食塩相当量を6g未満に設定、野菜や海草、キノコなどは1日量が350g以上とれるレシピにした。また食材は1日あたり計約30種類を使用している。

 日本心臓財団は健康のために、塩分は1日あたり6g未満の摂取に抑え、野菜を1日あたり350g以上採ることを推奨している。

 「心疾患は、年齢のみならず、偏った食生活など生活習慣の乱れも大きなリスク要因です。とくに過度な塩分摂取は高血圧へとつながり、心疾患や脳卒中の原因となります」と、北岡教授は言う。

ハートレシピのポイント
 高知県の自然豊かな、山・海・川・畑の幸を使用した、家庭で楽しめるレシピ。
1. 低エネルギー、塩分抑え目、野菜350g
 レシピ1日あたりで、エネルギー1675kcal、脂質40g、食物繊維18g、食塩相当量5.7g。
2. 1日平均31種類の食材を使用
 野菜、海草、いも類(こんにゃく)、果物を1日あたり平均21種類、調味料以外の食材を計平均31種類使用。
3. 昼食>夕食>朝食で1日の活動量に沿った栄養摂取
 朝食、昼食、夕食のエネルギーの平均比率は、29%、37%、34%で内臓への負担を低減する食事量となっている。

 ハートレシピは、すべての人に身近な「食」に着目し、地域の特産品を活用して健康課題の解決を目指す「ヘルスケア×食×地域」をテーマとした新しい疾患予防啓発活動であり、多くの方が心臓の健康に関心を持つきっかけとなり、生活習慣の見直しにつながることを目指している。

 「ハートレシピ」全21種類は、日本心臓財団のホームページで見ることができる。

ハートレシピ(日本心臓財団)

[Terahata]

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