ニュース

年末年始の海外への渡航は感染症に注意 厚労省が呼びかけ

 年末年始は海外へ渡航する人が増えることから、厚生労働省はこのほど、海外で気を付ける感染症に関して情報を提供するホームページを更新。海外でかかる可能性がある感染症について感染源別に情報をまとめ、注意をうながしている。

 厚生労働省のHPでは、海外で感染症にかからないためには正しい知識と予防方法を把握しておくことが必要として、渡航前に確認しておくべき情報をまとめて掲載している。特に検疫所のHPや外務省の海外安全HPでは、国や地域ごとに最新の感染症の情報などが公表されており、事前に渡航先について調べておくことが望ましい。

 感染源別に見てみると、蚊やマダニなどが媒介する感染症としてマラリアやデング熱、ジカウイルス感染症などがある。ジカウイルスは今年初めから中南米を中心に感染リスクが高まっていたが、現在は多くの国と地域で患者の減少傾向が報告され、外務省も発生を継続してきたジカウイルスに関する感染症危険情報を11月22日に取り下げている。

 しかし蚊が媒介する感染症であることから地理的な拡大リスクは今後も高いと考えられ、感染が確認されている地域を渡航する際は蚊に刺されないようにするなど予防意識は高めておくべきだとしている。

 また水や食べ物から消化器系の感染症に感染するリスクもあることから、

■手洗いをこまめにする
■生水を飲まないようにする
■氷を避けるようにする
■完全に火の通った食べ物を食べる
■サラダや生の野菜は避ける

 といった点に注意するよう呼び掛けている。

 また病気は感染してから症状が出るまでに時間がかかる「潜伏期間」があることから、帰国後に発熱や下痢など気になる症状が見られたときは検疫所に相談して病院を受診するよう促している。

厚生労働省 報道発表「年末年始の海外旅行では感染症に注意しましょう 海外で気を付ける感染症情報をホームページで提供」
厚生労働省 年末年始における海外での感染症予防について
厚生労働省 検疫所 FORTH
外務省 海外安全ホームページ

[yoshioka]

「健診・検診」に関するニュース

2019年12月12日
厚労省が「高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン第2版」を公表
2019年12月11日
抗菌薬・抗生物質が効かない「薬剤耐性菌(AMR)」 年間8,000人超が死亡 対策は進んでいる
2019年12月11日
「ドライアイ」で苦しむ人は働き盛り世代に多い スマホを利用した「クラウド型臨床研究」で明らかに
2019年12月11日
「よく噛んで食事をする」と食後の血糖上昇を抑えられる 「よく噛む」食事法は朝と夜で効果に差が
2019年12月10日
通勤手段で肥満・メタボに対策 徒歩・自転車・公共交通が有利 日本の労働者3万人を5年間調査
2019年12月10日
冬の「ヒートショック」を防ぐ6つの対策 入浴中の事故死は冬に集中 血圧変動に注意
2019年12月05日
働く世代の仕事と健康管理に変化が起きている 厚労省「成年者縦断調査」「中高年者縦断調査」
2019年12月05日
健診結果から3年以内の糖尿病発症リスクを予測 国際医療研究センター「糖尿病リスク予測ツール」
2019年12月05日
【健やか21】改正母子保健法が成立しました
2019年12月04日
睡眠不足が肥満やメタボを悪化させる 脂質代謝にも異常が 睡眠を改善する3つの方法
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
  • 週1回配信(毎週木曜日)
  • 登録者数 8,889 人(2019年10月現在)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 2.7%
  • 保健師 44.8%
  • 看護師 10.8%
  • 管理栄養士・栄養士 19.8%
  • その他 22%
登録はこちら ▶
ページのトップへ戻る トップページへ ▶