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健康意識の高い中高年者 6年間「ずっと健康」が5割

 「適度な運動する」、「バランスの良い食事をする」――団塊の世代を含む56~65歳のうち、6年間に「ずっと健康状態が良い」と答え続けた人ほど健康維持をこころがけている傾向があることが、厚生労働省の「中高年者縦断調査」で分かった。
社会参加に熱心に取り組む人は健康状態も良い
 この調査は、中高年世代の男女を追跡して、その健康状態や社会活動の変化を継続的に調査するもの。2005年11月に50~59歳を対象に初めて実施し、今回は7回目にあたる。2011年11月に56~65歳となった2万3,672人の回答を集計した。

 初回調査からの健康状態を尋ねたところ、「ずっと良い」と回答した人は55.6%。「『悪い』から『良い』に変化」が4.2%、「『良い』から『悪い』に変化」が5.9%だった。

 この6年間に「ずっと健康状態が良い」と答え続けた人は、健康状態が悪くなったと答えた人と比べて、健康維持のために運動や食事に高い関心をもっている人の割合が高かった。

 「ずっと良い」と答えた人が健康維持のために心がけていること(複数回答)は「適度な運動をする」が19.0%でもっとも高く、「食事の量に注意する」(17.8%)、「バランスを考え多様な食品を取る」(17.2%)、「適正体重を維持する」(16.1%)、「ストレスをためない」(15.9%)と続き、運動や食事に気を配る人が多い傾向がある。

 一方、「『良い』から『悪い』に変化」した人のうち、「適度な運動をする」と答えた人は10.7%、「適正体重を維持する」が9.5%で、「ストレスをためない」が10.4%だった。「ずっと良い」よりも8.3ポイント、6.6ポイント、5.5ポイントそれぞれ低かった。

 趣味やスポーツ、地域行事などの社会活動に関する質問でも、参加率が高い人ほど「健康状態が良い」と答える割合が高いことが分かった。

 今回の調査で「健康」と答えた割合は、初回調査から料理や旅行などの「趣味・教養」がある人では86.0%、「スポーツ・健康」に参加している人では89.0%、町内会の催しなど「地域行事」に参加している人では85.1%だった。こうした活動をずっとしていない人と比べて割合が14.0ポイント、13.8ポイント、5.4ポイントそれぞれ高かった。

第7回中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)の概況(厚生労働省)

[Terahata]

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