ニュース

社会保障給付費が120兆円を突破、介護給付費も初の10兆円超え

1.jpg
 国立社会保障・人口問題研究所はこのほど、2017年度の「社会保障費用統計」をまとめ、公表した。
 年金や医療、介護などに充てられた社会保障給付費は前年度比1兆8353憶円(1.6%)増の120兆2443億円で、過去最高となった。このうち介護給付費は前年度比4.1%増の10兆1016億円となり、初めて10兆円の大台を突破した。

社会支出の約半分が「高齢」政策

 「社会保障費用統計」は年金や医療保険、介護保険、雇用保険、生活保護など社会保障制度に関する1年間の支出を、OECD(経済協力開発機構)基準による「社会支出」と、ILO(国際労働機関)基準による「社旗保障給付費」の2通りで集計したもの。

 まず2017年度の「社会支出」は、総額で124兆1837憶円。政策分野別に分類すると、最も大きな割合を占めているのは「高齢(老齢年金、介護保険等)」で全体の45.9%。次に多いのは「保健(医療保険、公費負担医療給付等)」で33.7%だった。

 また、伸び率が最も高かったのが「家族(児童手当、児童扶養手当、施設等給付、育児・介護休業など)」。前年度と比較すると7.3%伸びて、8兆6601憶円だった。

hosyou.png

 一方、「社会保障給付費」を部門別にみると、総額に対して「医療」が32.8%、「年金」が45.6%、「福祉その他」が21.6%になる。65歳以上の高齢者人口増加率で伸び率が小さかったことから、同様に「年金」の対前年度伸び率は小さくなっている。

 また「福祉その他」のうち「介護対策」は4.1%の伸びで初めて10兆円を超した。

[yoshioka]

「調査・統計」に関するニュース

2019年10月23日
官民連携でウォーキングを奨励 全国に広がる活動 「FUN+WALK PROJECT」
2019年10月22日
東京都内でインフルエンザの流行が例年より早くスタート
2019年10月01日
糖尿病の治療をしないと腎機能が低下 リスクは4年後に8倍超に上昇 兵庫県豊岡市
2019年09月27日
9割の事業所で受動喫煙対策に取り組むも、さらなる徹底を 厚労省労働安全衛生調査
2019年09月25日
現役世代への負担増は限界 保険料率30%時代の到来 健保連が「2022年危機」と改革訴え
2019年09月25日
母親の産後うつをケアすれば「対児愛着(ボンディング)」を改善できる可能性 エコチル調査
2019年09月25日
糖尿病の治療を向上すれば医療費を10%削減できる 糖尿病の合併症は深刻
2019年09月10日
毎日の家事が女性の寿命を延ばす 軽い身体活動を積み重ねると死亡リスクが低下
2019年09月10日
健康的な生活スタイルが糖尿病リスクを75%減少 生活改善の指導に大きな余地が
2019年09月05日
内閣府が「子どもの居場所づくり」支援施策の一覧を公表
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
  • 週1回配信(毎週木曜日)
  • 登録者数 8,441 人(2019年06月現在)
登録者の内訳(職種)
  • 保健師 44%
  • 看護師 20%
  • 管理栄養士・栄養士 22%
  • その他 14%
登録はこちら ▶
ページのトップへ戻る トップページへ ▶