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地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの参考事例集
2016.04.15
 厚生労働省、経済産業省、農林水産省はこのほど、『地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの参考事例集(保険外サービス活用ガイドブック)』を作成。事業者や地方自治体が公的介護保険外サービスを創出、また活用するときに参考になる事例やノウハウを掲載している。

 「地域包括ケアシステム」は重度の要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを送れることを目指し、住まい、医療、介護、生活支援・介護予防を一体的に提供するシステムのこと。団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に各自治体でシステムの構築が急がれており、介護保険など社会的保険制度や公的サービスの拡充が求められている。

 一方で高齢者や家族の中には、自費で購入する保険外サービスでも、ニーズに合ったものや付加価値の高いものは積極的に利用したい、という希望もある。また高齢者の生活の質を高める保険外サービスの発展は健康寿命の延伸にも寄与し、世界に先駆けて高齢化が進む日本にとっては産業振興の面からも意義が大きい。

 そのため保険外サービスへの期待は大きいが、現状では事業やビジネスとして普及、定着しているサービスは不足している。普及が進んでいない要因としては、

1)介護保険サービスを実施している事業者の、高齢者や家族のニーズに基づいて商品やサービスを企画して届けるマーケティング能力が不足している

2)介護保険サービス事業者以外の事業者が参入する場合は、高齢者や家族のニーズを十分に把握できていない、また販路やチャネルが整備されていない

3)自治体や地域包括ケアセンター、ケアマネージャー、介護事業者などに、保険外サービスについての情報が十分に行き届いていない。また地域内の保険外サービスについてどのようなものがあるか整理、把握されていない

 といったものがある。

 そのため高齢者の生活の質を高める保険外サービスの活用促進をはかるため、このほど実際にサービスを提供している事業者にインタビューを実施して事例集を作成。高齢者向け保険外サービスの企画・実践におけるポイントなどを分かりやすくまとめている。

 また「参考となる事例」として、食、買い物などの基本的な生活を支える分野だけでなく、旅行や外出、趣味の情報も含め、幅広い領域の保険外サービスについて紹介。中でも、介護予防や介護状態の改善につながるものや、生活の質の向上に寄与するサービスを積極的に取り上げている。都市部以外の事例もピックアップし、事業者についても介護保険サービスを手掛ける介護事業者だけでなく、一般的な民間サービスを提供する企業も含めた。

 内容としてはサービスの概要や主な利用者、対応するニーズ、生活の質向上のためのポイントについて、また事業者の立場から見た取組の背景やサービス提供時の工夫、今後の展開などについて掲載。最後に事例掲載事業者から利用者、自治体、ケアマネージャーに向けたこのサービスへの思いも紹介されている。

厚生労働省「地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの参考事例集」(保険外サービス活用ガイドブック)について
関連する法律・制度を確認>>保健指導アトラス【介護保険】

(yoshioka)
©2017 日本医療・健康情報研究所. 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。

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