ニュース

【連載更新】地域包括ケアと看取り~施設だけでなく地域との関わりが必要

 連載「地域での看取り」(神山 欣子:看護師、社会福祉士、介護支援専門員、MBA(経営学修士)/栗岡 住子:保健師、産業カウンセラー、MBA、博士(医学))の第3回を公開しました。

No.3 地域包括ケアと看取り

 1. 地域包括ケアシステムとは
 地域包括ケアシステムとは、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で生活を継続することができるような包括的な支援・サービス提供体制の構築を目指すものです(下図)。病気と介護が重複して様々な日常生活を困難にしていくことがありますがこれを整理し、地域の資源を上手く活用して住み慣れた家での生活を続けられるよう社会全体が助け合うことです。


出典)厚生労働省資料より一部抜粋

 2. 高齢者の暮らし
 高齢者世帯や一人暮らしによる将来の不安を感じている人は少なくありません。認知症高齢者の数が増大するとともに、高齢の単身世帯や夫婦のみ世帯が増加していくことをふまえると、地域で暮らしていくために必要な様々なサービスや住まいが、家族を支援しながら、本人の意向と生活実態に合わせて切れ目なく継続的に提供されることが必要であり、地域ごとの医療・介護・予防・生活支援・住まいの継続的で包括的なネットワークづくりを推進していくことが求められています。

オピニオン「地域での看取り」
地域保健トップページ

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「地域保健」に関するニュース

2023年08月28日
極端な「糖質制限」や「脂質制限」は危険? 日本人に適した食事スタイルは? 8万人超を調査
2023年08月28日
カラフルな野菜を食べている人は認知症の発症が少ない ホウレンソウやブロッコリーを食べて認知症を予防
2023年08月28日
わずか5分の運動でも「がんリスク」を32%減少 無理なく続けられる「新しい運動法」を開発
2023年08月28日
週末の「寝だめ」では平日の睡眠不足のダメージを回復できない 寝不足が心臓の健康に悪影響
2023年08月28日
高齢者の「フレイル」の発生リスクを40%低減 「要支援」の高齢者が通所系サービスを利用すると効果
2023年08月21日
肥満やメタボが「腰痛」を引き起こす コロナ禍でさらに増加 「腰痛」を改善する運動は?
2023年08月21日
朝食欠食が肥満やメタボのリスクを上昇 朝食を食べない人に共通する生活スタイルは?
2023年08月21日
アルコールが高血圧の原因に 飲酒量が少ない人も血圧が上昇 2万人弱を調査
2023年08月21日
ストレスを解消する簡単で効果的な方法 「みんなと楽しく食べる」「睡眠を改善する」
2023年08月21日
「運動アプリ」がメンタルヘルスも改善 スマホアプリの導入は運動指導で障壁の低い介入に
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶