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厚労省「避難所等で生活している妊産婦、乳幼児の支援のポイント」
2016年04月19日
厚生労働省はこのほど、熊本地震で被災した妊産婦と乳幼児などに関する支援のポイントをまとめ、被災地で専門的な支援にあたる保健師、助産師、看護師などに周知されるよう各都道府県の母子保健担当者に通知した。
「避難所等で生活している妊産婦、乳幼児の支援のポイント」では「気をつけたい症状」として、妊娠中、産後、乳幼児などのカテゴリー別に「医療機関への相談・連絡が必要な症状」、「その他起こりやすい症状」は何かをそれぞれ具体的に提示。たとえば乳幼児の症状では赤ちゃん返りや無気力、爪かみ、夜尿などに注意するよううながしている。
また、「食事・水分」、「授乳」、「体温維持」、「清潔」、「排せつ」、「睡眠・休息」などの項目別に妊産婦や乳幼児の役に立つ情報を紹介。避難所での生活では子どもが泣き止まずに周囲に気を遣い、ストレスを感じる保護者が多い、として、子どもを持つ家族の部屋を用意する、子どもを遊ばせる時間を作る、など環境調整の必要性も説いている。
一方、「被災した子どもたちへの支援のポイント」では、精神面でのサポートやこころのケアも含め、きめ細かいサポートが求められていることを説明。知的または発達障害、心理的問題を抱えている子どもが避難所で共同生活を送る場合の影響、生活の自立に困難がある子どもへの継続的介助、自分および家族の被災体験で心的外傷が考えられるケースなどについても言及している。また「子どもの状況把握の視点」をポイントごとにまとめ、「支援にあたっての留意点」も細かく説明。具体的な支援方法を分かりやすく整理して伝えている。
厚生労働省はこれらのポイントについて各都道府県から管内の市町村に広く周知するよう依頼している。
【事務連絡】平成28年熊本地震で被災した妊産婦及び乳幼児等に対する支援のポイントについて【別添】避難所等で生活している妊産婦、乳幼児の支援のポイント 平成28年熊本地震関連情報(厚生労働省)
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