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味覚の秋　「スローカロリー」なスイーツが登場　糖質をゆっくり吸収し、満足感も長持ち

2019年09月11日

　吸収されるスピードがゆっくりの糖質を使った和洋菓子コレクションである「スローカロリー倶楽部」の、秋の新しいスイーツが登場した。吸収速度が砂糖の5分の1の「パラチノース」を使用している。

吸収されるのがゆっくりの糖質

　「スローカロリー」とは、糖質が健康に与える影響をカロリーの「量」のみでみるのではなく「質」に着目しようという考え方だ。糖質(炭水化物)は三大栄養素のひとつ。糖質を摂らないと、脳や身体がエネルギー不足となり健康を維持できなくなる。

　スローカロリーの観点で注目されているのが「パラチノース」。パラチノースはハチミツに微量に含まれる天然の糖質で、砂糖と同様に、ブドウ糖と果糖がつながった二糖類でありながら、吸収速度が砂糖の約5分の1。血糖値を上げる作用が緩やかだ。

　砂糖やブドウ糖は、体内への吸収が速く、摂取後すぐに血糖値が上昇してしまうのに対し、パラチノースは急激な血糖上昇を抑えるだけでなく、長くエネルギーを維持できるという特徴がある。

　パラチノースには、ほかの糖質の吸収を遅らせる作用もある。パラチノースと砂糖をミックスした「スローカロリーシュガー」のほか、医療・スポーツ関連商品をはじめ、一般の食品・飲料などに幅広く使用されている。

　体に対する機能性(健康の維持および増進に役立つこと)を表示できる食品に「機能性表示食品」がある。パラチノースは機能性関与成分として表示できることが、消費者庁より認められている。

「スローカロリー倶楽部」のスイーツが登場

　スイーツは大好きだけれどカロリーや血糖上昇が気になる、という人は少なくない。「スローカロリー」を活用したスイーツをチョイスするのは、ひとつの解決策になる。

　「スローカロリー倶楽部」は、髙島屋と三井製糖が共同開発しているスイーツコレクション。砂糖の約5分の1のスピードで吸収される糖質「パラチノース」を和洋菓子に取り入れ、おいしさと機能性の両方を楽しめるスイーツを提案している。

　秋はスイーツのおいしさを堪能できる季節。マロンクリーム＆プリンにわらび餅がのった「ケーニヒスクローネ」のモンブランプリン、ハロウィンカップがかわいい「ブールミッシュ」のパンプキンムースなど、味も見た目も満足できるスイーツが登場した。

　このほど都内の髙島屋本社で「スローカロリースイーツ」の試食会が開催された。「スローカロリー倶楽部」は髙島屋の各店で販売されている。

＜ケーニヒスクローネ＞モンブランプリン　(１個)500円+税
わらび餅のもちもち感と、マロンクリームやプリンが調和。
日本橋・新宿・横浜・大阪・堺・泉北・京都・岡山・名古屋・タカシマヤフードメゾン岡山店の各店

＜ロイスダール＞ガトーポム　(1本)900円+税
甘酸っぱいりんご入りパウンドに、砕いたアマンドリーフが好相性。
[９月11日(水)から販売]　新宿・玉川・立川・横浜・タカシマヤフードメゾン新横浜店の各店
[９月18日(水)から販売]　日本橋・大宮・柏・高崎・タカシマヤフードメゾンおおたかの森店の各店

＜サンジェルマン＞林檎のクイニーアマン　(１個)２６０円+税
発酵バターを折り込んだ生地でりんごを包み、表面をカリッと。
新宿・立川・横浜・港南台・柏・高崎・タカシマヤフーゾメゾン新横浜店・タカシマヤフードメゾンおおたかの森店の各店
※新宿店およびタカシマヤフードメゾン新横浜店は、＜プルミエサンジェルマン＞、港南台店は＜フラマンドール＞でのお取り扱いとなります。