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新連載『「間食指導」で考える生活習慣改善アセスメント ~行動変容ステージに応じた成功アプローチを伝授します!』

 新連載『「間食指導」で考える生活習慣改善アセスメント ~行動変容ステージに応じた成功アプローチを伝授します!』(佐野 喜子 神奈川県立保健福祉大学プライマリー栄養ケア研究室)を公開しました。
 この連載では、「間食」に的を絞り、筆者が、これまで実施してきた食事指導経験の中での成功・失敗パターンを例に、アセスメントのポイントやコツ、上手に習慣を是正していく方法を紹介していきます。

 生活サイクルを修正し、対象者をより健康体に導くためには、だれもが毎日必ず行う"食"の改善が最も重要な課題となります。相手の食生活全体を把握・管理するには、基本3食だけでなく、おやつや夜食などの間食習慣の把握が必要ですが、意外とそこが見落とされていたり、良い形で修正できないことが多いようです。

 保健指導のアセスメントでは、目標に対する行動変容ステージをもとに指導を進めていくことが知られています。食事指導の際も、聞き取りの中からその方のステージを推測し、意識しながら会話を進めていくことが大切です。

 例えば、毎日のように残業している方が、夕方は菓子パンを食べて夕食までの空腹を充たしている習慣があるとわかったとき、その方の個性や生活状況はもちろん、ステージがどこにあるかで、説明のしかた、納得してもらえる言葉、行動変容へ導くアプローチ方法は変わってくるのです。

 これから6回にわたり、行動変容ステージに応じた間食指導を考えていきたいと思います。第1回目は「無関心期」。無関心期とは、「6ヶ月以内に行動変容に向けた行動を起こす意思がない時期」で、行動変容についての関心が「全くない」もしくは「あまりない」時期と一般的に定義されています。

オピニオン
『「間食指導」で考える生活習慣改善アセスメント ~行動変容ステージに応じた成功アプローチを伝授します!』

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