関連資料・リリース情報
自殺総合対策大綱~誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して~
2022年10月17日
自殺総合対策大綱
~誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して~
政府が10月14日に「令和3年度 我が国における自殺の概況及び自殺対策の実施状況」(以下「自殺対策白書」という。)を閣議決定しました。
自殺総合対策大綱は、平成18年に成立した自殺対策基本法に基づき、政府が推進すべき自殺対策の指針として定めるものです。
平成18年と令和元年(※新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前)の自殺者数を比較すると、男性は38%、女性は35%減少しており、これまでの取り組みに一定の成果があったと考えられます。一方で、依然として自殺者は年間2万人を超える水準で推移しており、コロナ禍で女性は2年連続の増加、小中高生は過去最多の水準になるなど、今後対応すべき新たな課題も顕在化してきました。
このような状況を踏まえ、見直し後の大綱では以下の取り組みを重点的に推進します。厚生労働省は、新たな大綱の下、関係府省と連携しながら、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現に向けて、自殺対策をより一層推進させる取り組みを行っていきます。
【新たな大綱のポイント】
1. 子ども・若者の自殺対策の更なる推進・強化
2. 女性に対する支援の強化
3. 地域自殺対策の取組強化
4. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえた対策の推進など、総合的な自殺対策の更なる推進・強化
(厚生労働省/2022年10月14日)
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「産業保健」に関する資料・リリース
- 2025年11月13日
- 【動画】産業保健フォーラム IN TOKYO 2025 基調講演・事例発表
- 2025年11月10日
- 12月1日は「世界エイズデー」です
- 2025年11月06日
- 高齢者の孤立を防ぐカギは「働く理由」 就労の"やりがい"が孤立リスクを下げる可能性
- 2025年11月06日
- 地域・時期に応じた「熱中症警戒アラート」発表基準
- 2025年10月30日
- 「血圧を適切に保つための 10のヒント」を公開
「産業保健」に関するニュース
- 2025年11月10日
- 11月14日は世界糖尿病デー 2025年は「糖尿病と職場」に焦点をあて、働く人が安心して過ごせる社会の実現へ
- 2025年10月27日
- 閉経や外科的閉経は女性の就労に影響を及ぼす
- 2025年10月23日
- 夜型の人に腰痛が多い傾向 日本人労働者4,728人を対象にした大規模分析【藤田医科大学・名古屋大学】
- 2025年10月16日
- 働く女性のがん診断が離職リスクを上昇 協会けんぽ2500万人データで検証【秋田大学】
- 2025年10月16日
- 世代別・性別ごとの「飲酒量と頻度」を比較-令和4年(2022)「国民生活基礎調査」の概況より(日本生活習慣病予防協会)














