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思春期の孤独感は、後の自殺関連問題と関連する ―予防にはいじめ対策と親のメンタルヘルス支援が重要―



思春期の孤独感は、後の自殺関連問題と関連する

-予防にはいじめ対策と親のメンタルヘルス支援が重要-

「研究成果のポイント」より

2002年から2004年の間に生まれた都内の一般思春期集団3165名を対象に、10歳から16歳までの孤独感の経過パターンを同定し、その予測要因や自殺関連事象との関連を検討しました。

その結果、

・思春期前期(10歳頃)の孤独感は、その程度によらず16歳までの自殺関連問題(自殺念慮や自傷行為)のリスクを高めること

・上記のリスクは特に持続的に孤独感を感じている児においてより高いこと

が明らかとなりました。

いじめや養育者のメンタルヘルスの問題が、児の持続する孤独感や増大する孤独感を予測することから、いじめ対策や養育者のメンタルヘルス支援が、思春期世代の孤独感を緩和するうえで重要である可能性が示唆されます。

(東京都医学総合研究所/2023年 1月24日)