令和4年度 保健師の活動基盤に関する基礎調査報告書
日本看護協会が、2022年「保健師の活動基盤に関する基礎調査」を実施しました。同調査は2009年から開始され、2010年以降は4年に1回実施しており、今回が5回目です。本調査は、保健師活動の実態を明らかにすることを目的とし、保健師として就業している全国の保健師を対象とした調査です。
新型コロナウイルス感染症発生以降、初の調査となる2022年の本調査では、新型コロナウイルス感染拡大などにより大きく影響を受けた保健師の「人材確保・育成、就業継続」に焦点が当てられました。
調査結果のポイント
1. 新型コロナウイルス感染症対応の状況
行政領域を中心に、約8割の保健師がコロナ対応業務に従事しており、「緊急時に必要な人員の確保・活用のための体制づくり」「保健師の増員」の必要性を認識
2. 保健師の人材育成・現任教育体制
小規模自治体・企業での人材育成・現任教育体制に課題あり。行政では、人材育成・現任教育体制の充実における統括保健師配置の有効性が示唆された。
3. 保健師活動の課題と今後必要な取り組み
約半数が「対応するケースや業務の複雑・困難化」などの課題や、「関係機関・多職種との連携体制の構築・強化」などの必要性を認識 。
参考情報
【報道発表資料】2022年「保健師の活動基盤に関する基礎調査」結果
令和4年度 厚生労働省先駆的保健活動交流推進事業「保健師の活動基盤に関する基礎調査報告書」(令和5年3月)
(日本看護協会/2023年 3月31日)
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