メタボ健診制度で国保加入現役世代の健康改善
ポイント
- 2008年に導入された特定健康診査・特定保健指導(いわゆるメタボ健診制度)により、保健事業に投じる費用が拡大した自治体では、国民健康保険(国保)加入者の生活習慣病罹患率が10.4%減少し、特に複数疾患を抱える人の割合が35.8%減少しました。
- 試算によると、生活習慣病患者減少に伴う医療費削減額は、メタボ健診制度導入による保健事業費の増加額に比べ9倍であることが明らかになりました。
- メタボ健診制度により、国保加入者の禁煙が進み、飲酒量が減り、8000歩以上歩く人が増加しました。
- メタボ健診制度は、自営業者や持ち家世帯といった経済的に余裕のある世帯には効果がありましたが、失業者や賃貸住宅居住者には改善が見られませんでした。
(早稲田大学/2025年 9月12日)
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