トピックス・レポート
働く人に伝えたい!薬との付き合い方
-薬・サプリとセルフメディケーション-

①錠剤を割る/カプセルを開ける/噛むのは【危険】

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 本連載では「大人」でも意外と知らない「薬」の知識やセルフメディケーションの基本を、加藤哲太先生(日本くすり教育研究所 代表理事)にご解説いただきます。

 保健指導や健康だよりで取り上げたい「薬」の話題を隔月ペースで紹介しますので、ぜひご自身の学習、業務での情報発信にご活用ください。

これまでの「働く人に伝えたい!薬との付き合い方」

はじめに:薬(経口投与)の「正しい飲み方」「効果的な飲み方」は?

 薬の効果(薬効)を最大に発揮させるためには、「体内での薬の流れ(動態)」を理解し、『必要な時に、必要な量を、必要な部位に到達させる』ことが大切です。

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薬を飲む:口(入口)⇒胃を通過(多くはここで溶解)⇒腸で吸収⇒血管(腸管脈静脈)を通過⇒肝臓で代謝⇒血液へ⇒身体の臓器(患部)で効果を発揮⇒再び肝臓で代謝⇒腎臓で処理⇒体外へ

 薬の効果を発揮させたいタイミングで、薬が「正しく溶けたか?」「十分に吸収されたか?」「患部に届いて効いて効果を発揮したか?」「分解し消失したか」をイメージしましょう。

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