アンケート調査結果
特定健診・特定保健指導制度の見直し項目について
その他のコメント
2012年04月24日
- 特定健診・特定保健指導は壮大な国のおこなう実験のようなものといわれてスタートしている。実践者として、その実験結果をしっかりと見たい。健康診断をいくらやっても健康にはならない、保健指導を進めるための健診ということは賛成するが、効果・評価をどのように見ていくかが大事と考えているので。
- (保健師、健診機関)
- 現在、この制度に疑問を持ちながら、特定保健指導に携わっているため。
- (保健師、保健指導受託・実施機関)
- 制度そのものの動向が気になります。
- (健康運動指導士、病院)
- 運動、食事を注意項目で入れて支援していますが、1人暮らし 独身者で 残業が多い職種の方への指導。
- (看護師、診療所)
- 見直しにより保健指導の拡大が図られることは賛成。マンパワーの問題や支援方法(指導者の技術面)や適正なツール等具体的に基準を決めて欲しい。
- (保健師、企業・事業所)
- 保健指導を受ける側からのニーズの反映が必要。
- (保険者、健保組合)
- 治療対象の重複した疾患状況でも精査や受診による治療を受けていないために保健指導対象となり、指導を受けている場合の問題がある。治療による栄養指導が必要であるが、どうしても保健指導という緩い捉え方で指導を受けている。データの改善はあっても、対象枠であることは変わらず毎年継続で保健指導を受けるというパターンになる。
- (管理栄養士・栄養士、病院)
- どの項目も、現状の見直しが必要なものばかり。スピード感を持って改善して欲しい。
- (管理栄養士・栄養士、企業・事業所)
- 腹囲の測定にて、内臓脂肪型肥満を判定するのは、危険かと思われます。高齢者や思春期とくに女子においては、内臓脂肪型肥満を見逃す危険性があります。
- (管理栄養士・栄養士、大学教授、教育機関)
- もっと予防の段階から指導を強化していくことが必要と感じている。患者から聞かれる声は「もっとこうすれば予防できるんだよという方法を早くから教えて欲しかった」という意見が多い。
- (保健師、病院)
- 栄養士だけの資格ででも、栄養士会に入ってコツコツと勉強している人や特定指導の講義を受講した人でも、管理栄養士以上に力のある人がいると思います。私は看護師の人達とも特定の勉強を一緒にさせてもらいました。管理栄養士は難しく説明しすぎだし、看護師は簡単すぎるし・・・これでは、なかなか成果が上がらないと思います。厚生労働省推奨の特定保健指導を受講した栄養士にぜひ活躍で出来る場を与えてほしいです。もっと保健指導を身近なものに、世間の考え方を変えていきたいです。
- (管理栄養士・栄養士、病院)
- 制度そのものの有効性、今後の継続性などを厚労省の考え方、方針が知りたい。
- (保健師、企業・事業所)
- 保健師1名看護師2名体制でやっていますが、特定保健指導の関わり方はまったく一緒なのに、なにかにつけ「保健師だから」という感じで責任ばっかり保健師が負うようなかんじで、すごくやりにくいし、プレッシャーでイヤになります。
- (保健師、健保組合)
- 特定保健指導を実施する際の健診結果ですが、半年も前の資料で指導することが、殆どです。半年も前の資料で、保健指導をするのは如何なものかと思います。理想を言えば、検査してすぐに、保健指導をするのが一番良いと思うのですが、それは、無理なことなので、せめて、3ヶ月以内に実施できるようになればと思います。
- (管理栄養士・栄養士、保健指導受託・実施機関)
- 脂質異常、高血糖などの自覚症状がない方、サプリメントを取っているからなど、本人は自分なりに取り組んでいるという方への対応に苦慮することがある。加えて、保健指導の評価を示せないと、事業社内では、「何をやっているところかわからない」といわれてしまう。腹囲や、体重が減ったなど、その場で計測でき、数値になるものがない事例では、評価にこまる。
- (保健師、企業・事業所)
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