「日本全国の"ニコチン依存度チェック"2012」
「日本全国の"ニコチン依存度チェック"2012」
(ファイザー/2012年11月29日)
ファイザーは、全国の喫煙者の禁煙に対する意識や、ニコチン依存症に対する理解、医療機関での受診状況について、実態を把握することを目的に調査を実施した。2008年以降継続して、全国47都道府県で同時に同数の喫煙者を対象に調査を実施し、その結果を比較した。都道府県毎の増税に伴う禁煙への挑戦意向や、ニコチン依存症に対する理解度などの差異・変化を抽出し、各都道府県の喫煙者の特色を探っていくことが目的。
○ポイント
・1年間の禁煙挑戦者19.2% 増税時に比べ約半分に半数以上が1週間未満で再喫煙
・喫煙者の67.7% 推計1,367万人がニコチン依存症 最も割合が高いのは福岡県(76.0%)、最も低いのは東京都、高知県(60.5%)
・約半数の喫煙者がタバコを吸い始めたことを後悔したことがあり。ニコチン依存症の喫煙者では、57.7%が後悔したことがあると回答しており、非ニコチン依存症の喫煙者の倍以上の割合
・6割以上の喫煙者が「今すぐにでも禁煙に挑戦したい」と回答、「1年以内に禁煙したい」という人も含めると、約7割が禁煙意向あり
・約6割の喫煙者が2014年の消費税増税により予想されるタバコ値上げをきっかけに、「禁煙しようと思う」と回答
・この1年間で禁煙に挑戦した喫煙者は約2割。もっとも挑戦者が多かった都道府県は徳島県(26.0%)、最も少ないのは東京都、富山県(13.0%)で倍の割合
・タバコを吸い始めたことを後悔したことがある割合が最も多いのは、島根県で56.5%。 最も少ないのは山梨県で38.0%
・ニコチン依存症、医療機関での禁煙治療の認知度はともに4年前に比べ増加。しかし、実際に医療関係者に禁煙について相談した割合は1割以下と、4年前と同水準
(ファイザー/2012年11月29日)
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