「健康づくりのための身体活動基準2013」及び
「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について
「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について
(厚生労働省/2013年3月18日)
厚生労働省は、ライフステージに応じた健康づくりのための身体活動(生活活動・運動)を推進することで健康日本21(第二次)の推進に資するよう、「健康づくりのための運動基準2006」を改定し「健康づくりのための身体活動基準 2013」を策定し公表した。
○ポイント
・身体活動(生活活動及び運動)※1全体に着目することの重要性から、「運動基準」から「身体活動基準」に名称を改めた。
・身体活動の増加でリスクを低減できるものとして、従来の糖尿病・循環器疾患等に加え、がんやロコモティブシンドローム・認知症が含まれることを明確化(システマティックレビューの対象疾患に追加)した。
・こどもから高齢者までの基準を検討し、科学的根拠のあるものについて基準を設定した。
・保健指導で運動指導を安全に推進するために具体的な判断・対応の手順を示した。
・身体活動を推進するための社会環境整備を重視し、まちづくりや職場づくりにおける保健事業の活用例を紹介した。
●身体活動量(日常生活で体を動かす量の考え方)
【65歳以上】
強度を問わず、身体活動を10メッツ・時/週。具体的には、横になったままや座ったままにならなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分行う。
【18~64歳】
強度が3メッツ以上の身体活動を23メッツ・時/週。具体的には、歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分行う。
●運動量(スポーツや体力づくり運動で体を動かす量の考え方)
【18~64 歳の運動の基準】
強度が3メッツ以上の運動を4メッツ・時/週。具体的には、息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分行う。
など
(厚生労働省/2013年3月18日)
「行政・団体の関連資料」に関する資料・リリース
- 2025年06月04日
- こどもの悩みを受け止める場に関するプロジェクトチームの中間報告
- 2025年06月04日
- こどもの居場所づくりに関する指針(解説書)及び「災害時のこどもの居場所づくり」手引き
- 2025年06月04日
- 「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」を6月20日から実施します
- 2025年06月02日
- 2023年度 特定健康診査・特定保健指導の実施状況
- 2025年06月02日
- 特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き(第4.2版)
「行政・団体の関連資料」に関するニュース
- 2025年06月02日
- 肺がん検診ガイドライン19年ぶり改訂 重喫煙者に年1回の低線量CTを推奨【国立がん研究センター】
- 2025年05月22日
- 不妊治療を受ける人は増加 不妊治療と仕事の両立に理解と支援を-マニュアル・ハンドブックを改訂(厚生労働省)
- 2025年05月20日
- 【調査報告】国民健康保険の保健事業を見直すロジックモデルを構築 ―特定健診・特定保健指導を起点にアウトカムを可視化
- 2025年05月01日
- 職場の熱中症対策が義務化へ 罰則付きで6月1日施行
- 2025年04月25日
- 健診受診者数は増加中、がん検診受診率は依然課題―「令和5年度地域保健・健康増進事業の報告」